アリサと「フレンドの遺言状」

b0008217_13104619.jpg獣医師・本村先生のセミナーに参加している私は、数年前に著書の1冊、「フレンドの遺言状」という本を読みました。

簡単にいいますと、お姉さんの愛犬フレンドが癌に侵されて亡くなるまでのことが書かれた本です。
でも、その本は普通の愛犬の闘病生活のことを書いた本ではありませんでした。

フレンドが癌で亡くなって考え、行動し始めたこと。
ワクチンのこと。
ペットショップのこと。
ドッグフードのこと。
何より、フレンドとの深い絆。

獣医師として理性的に科学的に、家族としての慈しみと深い悲しみが1冊の本の中にありました。

購入した頃のアリサは、甲状腺ホルモンの異常はありましたが、他の病気は全くなくて元気そのものでした。
だから、おもに印象に残っていることは、ワクチン接種のことやドッグフード・手作り食のことでした。

アリサは、昨年がん告知されて、あと数日で丸1年になります。
積極療法もせずに良く生き伸びてくれているものと、思いつつ、何年ぶりかで目にした「フレンドの遺言状」をふと読み返してみました。
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癌と共存の日々を送っているアリサと暮らしながら読むそれは、前回とは全く違うところに目がとまったのです。
それはフレンドと本村さん姉妹との心のふれあい・フレンドの変化でした。

癌と宣告された時、飼い主であるお姉さんは「フレンドの前では涙を見せない。悲しい顔を見せない。(後略)」(本誌より一部抜粋)と決心されたそうです。

(あぁ、一緒だ)

「一番のごちそうを・・・」と手作り食を始められた。

そして、安楽死のことなどが書かれてありました。

私が今アリサにしていること、できること、考えていること。
試行錯誤しながら、時には見殺しではないかと言われながらも、それでもそれが私にできる一番のことと思ってしていることを、「そうよ、それで良いのよ」とフレンドが後押ししてくれているような気がしました。

この本の終りの方に
「皆さんの愛する犬や猫たちも、日々、皆さんにメッセージを発しています。どうか、そのメッセージを見逃がさないように、見つめてあげてください。ギュッと抱き締めてあげるだけでも良いのです。優しく声をかけてあげるだけでも充分なのです。彼らの心の声に耳を傾けてあげてください」
と書かれてあり、

「フレンドの心が皆さんの元にも届きますように」
と締めくくられていました。

この本については、書きたいことが山のようにあります。

寄り添うことの大切さを是非、皆様に読んでいただきたいと思いました。

この本の中には、我が家のゴールデンコンビの親元でもありますTIKILOVE母さんの犬達への想い・子犬の育て方にも触れ、その出会いも「何かが手まねきしてくれたのかもしれません」と書かれていました。

この本はTIKIでも扱っています


引退時に癌がわかって余命いくばくもないとわかって、何ができるかと、何をしてやればいいのか悩んでいらっしゃる、引退犬のご家族の皆様。
寄り添うことが最善・最高のことです。
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ですから、ほら、まだまだ、元気な笑顔でしょう?

アリサも、まだまだ元気で、笑顔です♪
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Commented by ターミ姉ちゃん at 2009-07-13 19:37 x
私も、去年かおととし、何かに導かれるようにこの本に出会いました。
漠然と私が感じていた事を、専門家の目できちんと論理的にまとめてくれたような
そんな感じがしました。

犬達にとって一番大切なのは、寄り添う事、犬達からのメッセージに耳を傾けること。
本当にそう思います。
飼い主の自己満足ではなく、犬達が納得してくれるような生活を提供してやりたいです。

爺様は納得してくれたかなあ・・・
Commented by ワンコのかあさん at 2009-07-13 23:30 x
ターミ姉ちゃん、状況が変われば視点も変わるね。
全部ちゃんと読んでいるのだけれど、その時の状況で心に残ることが違ってくる。
2回読んで、ようやく読み終えた気がしました。

爺さま、納得してくれてるから、せっせと働いてるじゃない(^^)
ん?ヒトが特に、あの方が働かされているのか?

もうしばらくしたら私も働きますよ~。
待てってね~。
その時はハマのキッドもがんばれよ(^0^)/
Commented by さーち at 2009-07-14 09:21 x
わんこ母さん~おはようございます。
ネッ友さんが引退盲導犬の本をたくさん貸してくださり一杯読みました。わんこ母さんの日々と重なって・・・

どうぞこの暑い夏乗り越えてくださいね。
フレ~フレ~~~アリサさん。
Commented by セナママ at 2009-07-14 10:18 x
我が子や身近なワン子が病になって初めて思う事がいっぱいあります。そしてダンボ耳を働かせてどんな情報でもありがたくて仕方無いものです。ペットショップやドッグフードは気を付けていても、ワクチン接種の危険性までは中々踏み込め無いものですね。でもお医者様と二人三脚?二人五脚でちょっとの工夫で回避出来る肉腫も…アルトオモイマス!
Commented by JとRのはは at 2009-07-14 12:43 x
毎日ぎゅっと抱きしめて、元気をもらっているのは私です。
フレンドの遺言状 読みました
ワクチン今年はやめましょう とワンコと相談しています。
Commented by ワンコのかあさん at 2009-07-14 17:31 x
さーちさん、こんにちは~♪
アリサへのエール、ありがとうございます。

この本を読みながら、犬だけではないと思ったの。
ヒトにも当てはまるんじゃないかって。
生きていたいという思いは力だものね。

Commented by ワンコのかあさん at 2009-07-14 17:36 x
セナママさん、耳ダンボって大切だなぁってつくづく思います。
我が家ではアリサはワクチンも狂犬病もやめました。
他の子たちは、支障がない限り2年に1度にしつつあります。
しつつと言うのは遊びに行く時にワクチン証明書の提示を求められるお宿があるから。

でも、いろいろな工夫をして危険はできるだけ回避したい。
Commented by ワンコのかあさん at 2009-07-14 17:42 x
JとRの母さん、うちもワンズにはいつも、心をギュー!してもらってます。
最近は暑くなってきたので、ワンズはギュー!!はそんなにいらないようです(^^;)
私はひたすら追い求めてますけどね(^0^)

うちは前回のワクチンから1年4か月経ちました。
遊びに行くところで証明書の提示を言われるようなら、その2週間くらい前にしようかなぁって思っていますが、とりあえず夏はパスです。
Commented by ざくろの森 at 2009-07-31 01:02 x
私は、なこちゃん(三毛猫)を最後の日は、抱きしめる事しか出来ませんでした。
正直な気持ち、今でも後悔があります。
亡くなる数日前に行方不明になった事について、
猫が姿を消す理由は、死期がわかるのではなく、
身の危険を感じると安全な場所を探すからと、
ある盲導犬ユーザーの方からお聞きしました。
そして、帰って来た事は、私の元を安全な場所と思ってくれたからだと…。

今でも後悔の念に苛まれた時は、この言葉が凄い支えになっています。

犬も猫もちゃんと、メッセージをおくっているのですよね。

アリサちゃん、どうか長生きして下さいね。
by yukiba20 | 2009-07-13 13:17 | ただの愛犬家 | Comments(9)

自称犬小屋?に住む盲導犬の引退犬で天使になっちゃったユキばぁとアリサ、とキャリアチェンジ犬サニー&家庭犬ルナ・海と一緒に暮らすワンコのかあさんです。(絵は小山るみこさんの許可を得て掲載しています。)


by ワンコのかあさん