虹の橋のたもとに逝っちゃった

同じ引退犬仲間、大分に住んでいた聖来(せいら)ちゃんが亡くなったとお知らせをいただきました。
13歳と2か月。
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引退犬ボランティアはいつも、その日を覚悟しています。
いつも覚悟しているのに、その日はまだまだ遠い日だとも思っている。
だから、その日はいつも突然のような気がする。

母さんが、必死で抱きとめようとしても、それでもすり抜けるように逝ってしまったせいらちゃん。
その数日前に、体調不良のお知らせをいただきびっくりしたのに・・・。

「痙攣が長く続き、もういいから、楽になってと声をかけたら逝っちゃいました」

昨年4月に虹の橋のたもとに逝ったえみりちゃんがお迎えに来たんだね。
「せいら、さぁ、いっしょに逝こう」って。

だから大丈夫だよね。
寂しくないよね。

寂しいのは残されてしまったご家族・・・

1本の電話を挟んで二人で泣きました。
思いが涙とともに溢れて言葉にならない。

せいらちゃん、母さん寂しいって…寂しくってたまらないって
私もさびしいよ~…


そして、もう1頭・・・レナちゃん
アリサと同じ病気でした。
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レナちゃんのブログには教えられることいっぱいでした。
レナちゃんの笑顔に励まされ、元気をいただいていました。

そのレナちゃんのメラノーマが全身に転移してしまい、苦しい日々にご家族は悲しい選択をせざるをえませんでした。

私も覚悟していることです。
覚悟はしているけれど、経験したことがない。

レナちゃんのその時、たった一つの後悔が書かれていました。
経験したものでないとわからないこと・・・。

辛いことなのに、書いてくださって感謝しています。
私が、万が一そのようにしてアリサを送らねばならないときがきたら、そのたった一つの後悔のことを獣医師にお願いしようと思います。


今年は、サニーの父さんをはじめ、ことのほか多くのワンコさんとのお別れが続きます。
気候のせいでしょうか。

愛しいものと別れの辛さや悲しさ・寂しさは言葉や文字であらわすことができません。

抱きしめても、抱きしめても
うでの中をすり抜けていく命
大きく育った天使の羽は
飛びたいと羽ばたき
それを止めることは
もう誰にもできない

また会おうね
そう願うだけ・・・

きっとまた会おうね
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Commented at 2009-09-05 21:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by チャム・リム・Y at 2009-09-05 22:43 x
病気で苦しんでいるコの為に、選択しても辛い思いが残りますよね。

お客様のハスキーが乳がんで苦しくて・・・眠れなくて、鳴くようになって・・・
『獣医さんにお願いして、旅立ったけど・・・あれで良かったのか?しばらく落ち込んだ』
・・・と、おしゃってました。
チャムが旅立つ朝・・・
『ワンワン!』と、かすれた声で鳴いてました。
何度も何度も・・・きっと苦しかったのでしょう。
獣医さんが『最後に時計を戻そうとすると苦しむ事があるんだ』
・・・と、言っていたんですが((´д`))
その声を聞いてる間、私も父もボロボロ泣いて・・・
『無理しないで~もう、行っていいんだよ』って、願ってました。
その後落ち着いたチャムは、私達が昼御飯を食べるのを待って、静かに旅立ちました。
こういう旅立ち方は、幸せなんでしょうねぇ。
辛い選択をしなければならなくなったら・・・どうしよう?
リムに出来物が出来る度に、ビクビクしてしまいます。

ご家族のお気持ちは・・・計り知れないのですが・・・
レナちゃんは、ご家族の方に感謝してると思います。
お空の上で、皆と楽しく過ごしているでしょう!

Commented by sera at 2009-09-05 23:37 x
seraの母親を膵臓癌で亡くしました。手術で入院、そのまま帰ってきてくれませんでした。家族が大好きで、何より一人が大嫌いだったのに、最期の時に誰も傍にいてあげられなかったことが今も胸を締め付けます。『seraは無理に手術させるのはよそうね』なんて言っていたのに…今日seraは胸のしこりを切除してきました…
多分、どんな選択をしても後悔しないことはないんだろうなと思います。
だから、せめて的外れな選択だけはしないようにしなければと思います。
Commented at 2009-09-06 20:35 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by レトっこまま at 2009-09-06 23:03 x
どんなに願ってもワンコのかあさんのおっしゃるように羽ばたいていく子を止めることはできないんですよね。
せめて羽ばたく時は傍にいて抱きしめていたい・・・そう思います。
レナちゃんのご家族はとっても辛い選択をされたことだと思います。
でもレナちゃんは愛されてとっても幸せな日々を過ごし一所懸命病気とも闘ったんです。そして天使の羽をつけて飛び立っていったんですよね。
お空できっと健康な身体でお友達と仲良く過ごしていることでしょう。
アリサちゃんは宣告されて一年過ぎましたね。
これからもアリサちゃんの時間がゆっくりと穏やかでありますようにと願っています。
Commented by ワンコのかあさん at 2009-09-07 00:08 x
??さん、私もびっくりしました。
虹の橋は、ワイワイガヤガヤとさぞかしにぎやかでしょうが、残された家族は寂しいですよね。

今年は本当にたくさんのワンコさんを送っているので、??さんちのわんこさんが元気に復活!は、もう嬉しくって嬉しくって。
わがまましてくれていいから元気でいてほしいと願う最近です。
Commented by ワンコのかあさん at 2009-09-07 00:21 x
チャム・リム・Y さん、自然に逝ってくれるのが一番いいのだけれど、ただ苦しみの中で長い時間を過ごさねばならないのだとしたら、その選択は良いのだと思います。
私はいつも自分に引き当てたら、と言うのをわんこ達にもあてはめてるんです。
後悔は、どんな風に送ってもあるのだからね~。

チャムさんは、最後の力を振り絞ってリム&ハウたんに言い残しておきたいことあったんじゃない?
本当に苦しんであげる声は「ヒャンヒャン」と悲痛なものです。

チャムさんは、幸せでしたね~。
間違いなく幸せだったわ。

Commented by ワンコのかあさん at 2009-09-07 00:37 x
seraさん、一人で病院で、と言うのは辛いですね。
いつまでもいつまでも忘れられないですよね。
そのつらさは想像するだけで胸が痛くなります。
私が後悔するとしたらそういう時かもしれませんが、その時はそれがよい方法だと思われたのですから…。

おっしゃるとおり、どんなに手を尽くしても心をくだいても後悔しないことはないと思います。
今、私はアリサの生活はこれでいいと思っていますが、見送ったら、本当にこれでよかったのだろうかと後悔するんだろうなって思ってます。
そんなものなのでしょうね~。

seraちゃんのしこりはどうでしたか?
悪いものでなければいいのですが。
Commented by ワンコのかあさん at 2009-09-07 00:53 x
??さんちのわんこさんは、きっと母さんの傍にもう少しいたいのね。
もう少し甘えていたいのね。
そうそう、そうしてゆっくりしたらいいのよ。
急がなくっても、もうすぐ過ごしやすい秋になるから。

母さん、考えて考えて考え抜いた結果がそうであればそれが最も良い選択だと思います。
でも、その瞬間は忘れられないのでしょうね。
何年たっても…
Commented by ワンコのかあさん at 2009-09-07 01:00 x
レトっこままさん、今頃虹の橋は歓迎の宴でも開かれているでしょうか。
地上では出うことはなくても、噂の中で知り合っていたワンコさんたちはご挨拶に忙しいことでしょうね。

送る日を決めるのは辛いけれど、それも大きな愛だと思います。
だって、きっと送る側は一生その瞬間を忘れることはできないでしょうから。
アリサ、おかげさまで1年ともう少しで2カ月です。
情報を下さった皆さまになんと言っていいかわからないくらい感謝しています。
あの日、1年後の今日はないと思っていましたから。
本当にうれしいです。
ありがとうございます。
Commented by sera at 2009-09-07 23:30 x
seraへのお気遣いありがとうございます。
しこりの正体は『筋肉膜と一緒になった為コリコリになった脂肪の塊』でした。組織検査もしなくてよかったみたいです。
それでも2時間弱、最悪のことばかり考えていました。
nina(seraの母親です)のことは笑って話せるようになりましたがninaの最期は今も冷静に話すことができません。もう、6年以上になるんですけどね…
彼女を独りぼっちにしてしまったこと、後悔なんて言葉では表しきれません…
Commented by セナママ at 2009-09-08 12:20 x
どのワン子さんの訃報は寂しいです。同時にきっときっとみんなに感謝された分虹の橋では大歓迎を受けているなって思います!我が家のセナが優雅に羽ばたいた時、私はさよならが言えなかった。覚悟は毎日だったのに…セナの覚悟の日が見破れなかった!でもこれも私を思いやるセナの覚悟だったのかと自分なりに解釈する様になりました。そして生後2ヶ月ちょっと体重5㎏弱のウランを迎え…ウランの羽は小さく、まるでヒヨコの様です。でも産毛羽がぐんぐん大きくなって行くのですね!止められない分素晴らしい金ぴかの羽に育て上げよう…日々思います!
Commented by ワンコのかあさん at 2009-09-08 20:35 x
seraさん、良かったですね!
ついつい悪い方に考えてしまいますが、このようなハズレは本当にうれしいです。
良かった良かった♪
ninaさんの最期は、生涯忘れることはできないのでしょうね。
私も後悔することがたくさんあって、そのたびに2度と繰り返すまいと思ったものです。
そうですね、後悔なんて言葉では言い表せません。
思い出すのもつらいです。
でも、決して忘れられないんです。
Commented by ワンコのかあさん at 2009-09-08 21:16 x
セナママさん、この子たちはどんな基準でお別れの日を決めているのでしょうか。
どの子もどの子も、ちょうどいい時に「じゃぁね♪」と羽ばたいていくような気がするのです。
置いていかれる者は、いつも覚悟しているはずなのに、いつも突然のような気がして…。

無邪気なウランちゃん、母さんも肩の力を抜いてね。
by yukiba20 | 2009-09-05 10:49 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(14)

自称犬小屋?に住む盲導犬の引退犬で天使になっちゃったユキばぁとアリサ、とキャリアチェンジ犬サニー&家庭犬ルナ・海と一緒に暮らすワンコのかあさんです。(絵は小山るみこさんの許可を得て掲載しています。)


by ワンコのかあさん