暑い日は
2010年 05月 23日
普段は鳥居の内に入ることなく、いろいろお願い事をして通り過ぎるのですが、暑い日のお散歩帰りには、ちょっと失礼して休憩。
大木の生い茂る神社の境内は別世界のように涼しい。
3ワン1ヒトはここで息を吹き返して家路をたどります。
特に、サニー&アリサには散歩も必要だけど休憩も必要。
元気でスタミナ十分のルナは、境内を闊歩する猫の観察に余念がありません。
「おかあしゃん、あたしも猫さんと遊びたいでしよ~」
ところが此の日の猫さんたちは様子が違いました。
皆落ち着かず、毛を逆立て、不穏な鳴き声を上げている。
と、竹やぶの中が騒然とし、
ンギャー!!
フギャー!!
いつもは、「ルナちゃん行きたいでし!!!」ってうるさいルナも「かあさん、私が見て来なくては誰が行くのですか」とアウアウ言うサニーもあっけにとられているように動かない。
あ、アリサは猫には興味がありません、さすが元盲導犬です。
何頭かの猫が竹やぶに走ったかと思うと竹やぶから走り出てくる。
それを追うのが数羽のカラス。
カラスは強いですね~、怖いですね~。
連係プレイができるようで、中でも弱そうな猫をめがけて急降下くちばし攻撃です。
危ない!と思って見ていると、又竹やぶの中へ。
密生している竹は猫を守ってくれたようで、すぐに何事もなかったように静かになりました。
最近、ゴミ捨ての管理が強化されたおかげで、お腹をすかせたカラスが増えました。
飢えたカラスの集団は怖いです。
捨てられた子猫だって食べます。
でも、これも生きるための手段。
逃げおうせた猫さん、良かったね。
ご飯を食べることができなかったカラスさん、ひもじいね。
どちらの気持ちもわかるなぁ。
我々も多くの生き物を殺して食べていることをあらためて実感しました。
今日のワンご飯はまるごと鶉です。
見方は様々であることを見逃したあの先生は今も教師をしているのだろうかと。
危険性はわかるのですが、伝染しているかもしれないと確認もされないまま無残に殺される家畜はどうなのだろうと。
むか~し、疫病が流行ったら村ごと生きているものすべてを焼き払ったのと同じだわ。
人間が動物の住む場所を侵略しているから、動物が山から下りてきたりするワケで・・・
1番悪いのは、人間なのかなぁ?・・・って思っちゃいます。
今、胸を痛めている事は、やはり口蹄疫の事ですね。
感染していなくても、殺処分。
“処分されるのが分かるのか、逃げ惑う牛、声を上げる牛・・・”
・・・って、ニュースが流れた時は、耳をふさぎたくなりました。
そういう画像は、見られません。
恐ろしい事です。
人間が、そういう事していいのかな?・・・って思います。
口蹄疫のウイルスを持ち込んだのも(海外から?)、広げたのも人間でしょう?
殺処分しか方法が無いんでしょうか?
育てられてきた酪農家の方も、お辛いでしょうに・・・
かあさん地方は、都会なのに、お宮さんとか・・・
息抜きできる場所があって、いいですね~
のんびり過ごされてる写真に、癒されてます(*^.^*)
我が家では 保護犬も保護猫も保護カラスも 一緒に仲良く暮らしています。
動物って「命の危機」以外は 仲良しなんですよね。
自然界では「命の循環」で奪われた「命」も きちんと次の「命」に生かされていますもの。
「欲」「損得」で「命」をどうこうするのは人間だけ。
溜息しか出ませんね。
自分の関わった「命」は 全うさせてあげたいです。
何年かぶりでこういうシーンに出会いました。
うちのワンコさん、あっけにとられて見ていたって言うことは、箱入りじゃん!!
口蹄疫で殺される家畜たちを見ていて思いました。
殺処分される犬や猫たちも、ああいう風に恐怖を味わい、苦しみながら死ぬのを知っているのだろうかって。
私たち人間は、食べ物をもっと大切に、感謝して食べなきゃね。
私はもうちょい頑張らねば。
自然界に生きるものは、殺すために攻撃するのではなく生きるためなのだってわかる1シーンでした。
人はいつごろから生きるため以外に殺すようになったのでしょうね。