幻の引退犬1号
2004年 12月 15日
とても大らかな性格で、いつも鼻歌を歌いながら歩いているような仔でした。
気難し屋の先代ワンコが唯一「いいよ」と言ってくれた仔です。
我が家の引退犬第1号になるはずだったのです。
そう、「だった」のです。
引退を1週間ほど前にしたある日、お電話をいただきました。
「ローラのブリーダーさんが、是非返していただきたいと連絡してこられたのですが・・・」
その方も、ローラの引退の時を長い間待っていらっしゃったそうです。
私たちはそれを知らなかったのです。
もちろん否はありません。
「ローラが一番幸せに老後を送れるところ。それ以上のところはない」
そう、思ってあきらめたのです。
ブリーダーさんやパピーウォーカーさんに引き取られるならそれ以上の幸せはないでしょう。
「おかえりなさい」そう言って、迎えられるのはどんなに嬉しいことでしょう。
もちろん、迎える方も感慨はひとしおでしょう。
私だったら、あれもしてやりたい、これもしてやりたいという思いがあふれるでしょう。
ちょっと寂しかったのは、その時に「引退犬ボランティアは三番手なのだ」と実感したからでしょうか。
それから、ユキを迎えるまでに、また何年間かの月日が流れました。
ローラの今ですか?
はい、とても幸せに暮らしていると、風が、時折便りを運んでくれます。
16歳と3ヶ月になりました。
残念なのは、これからいくらでも撮れると思っていたので写真のないことです。
Commented
by
ちゅんちゅん
at 2004-12-17 18:31
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ワンコのかあさん。
コメントありがとうございました。
思いは同じ。
思いはちっとも変わっていませんでした。
ときどき、疲れてしまって放り出したくなることがあるんです。
重たいなあいやだなあ。
でも、そんなことしたって目隠ししたって、あるものはあるんですものね。
身軽になりたいなあってよぎった気持ちのもっていきどころを間違うところでした。
大事なこだわりだったのに。
でも再確認できてよかったです。
サニーがお仕事してるんですね!!
わたしもどこかで募金ワンちゃんに会ったら話かけてみます。
募金もします~~~!!!
コメントありがとうございました。
思いは同じ。
思いはちっとも変わっていませんでした。
ときどき、疲れてしまって放り出したくなることがあるんです。
重たいなあいやだなあ。
でも、そんなことしたって目隠ししたって、あるものはあるんですものね。
身軽になりたいなあってよぎった気持ちのもっていきどころを間違うところでした。
大事なこだわりだったのに。
でも再確認できてよかったです。
サニーがお仕事してるんですね!!
わたしもどこかで募金ワンちゃんに会ったら話かけてみます。
募金もします~~~!!!
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by
ワンコのかあさん
at 2004-12-17 22:07
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by yukiba20
| 2004-12-15 22:12
| 盲導犬 引退犬 ボランティア
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Comments(2)