長崎失踪事件ブログ最終

今日のブログは、全くの私感ですから読まれた方がどのようにとられようと私の関知することではないことをお断りしておきます。

盲導犬虐待については、ありえないと思われる方がまだ半数以上あるような気がしますが、ありますよ、虐待。
前のブログに書きましたが、訓練協会がどう対処するかによって2010年のように、今回のように誰も望まない方向に発展していくのです。

初期通報時にきちんと対処していれば何の問題もなく、協会もその信用を失うことはありません。
逆に信頼度が増すでしょう。

ではなぜ、それが行えていないのでしょうか。

まず、一つは障碍者の福祉事業であることではないかと思います。
歩行手段である盲導犬をおいそれとは取り上げにくい。
次に、理由もわかっていない人たちが人権問題だと騒ぎたてる。
これは、時として本人が望まない方向に向かうことがあります。
それから、協会の調査不足。
これは、本当に盲導犬が必要なのか、ちゃんと犬の世話ができるのかの確認ができているのかということ。

盲導犬を待っている人は数千人います、と世間では言われていますが、それならその中から本当に必要な人を選んで渡すと言う優先順位付けをしたらいいのではないでしょうか。
私は個人的にそんなにいないと思っていますけど。

知り合いのユーザーの多くは、盲導犬と共に単独歩行をしています。
だから、信頼関係がちゃんとできているし、とても大切にされています。
誤解しないでくださいね、甘やかしているのではありません。

全てとは言いませんが、虐待につながるユーザーは、まず大型犬の世話ができていない。
トイレの始末、体調管理など人間なみに必要なので、面倒になるのではないでしょうか。

オシッコだってウンチだって大量。
健康管理はお金がかかる。
シャンプーは大変。

この三つは、ちゃんと管理している人でさえいうことなのです。

盲導犬を渡す時に、良いことばっかり言っていませんか。
リスクはちょこっとしか言っていないのではありませんか。
フォローはできていますか。
通報があった場合に必ず、ユーザーに通報せずに数回確認に行っていますか。

お願いだから協会職員さん、盲導犬育成に協力しているボランティアの心を萎えさせるようなことはしないでください。

ボランティアが信頼する協会は、ゆっくりとではあっても必ず伸びると思います。
でも、逆にボランティアが信用していない協会は発展しないと思いますよ。

だって、私が友人の視覚障碍者に盲導犬もちたいんだけど、って聞かれたら絶対前者を紹介しますもの。

それとね、これは馬鹿らしい例です。
「盲導犬使用者が、早く歩いているけどあれは虐待じゃないですか」
「階段のところで犬を怒っていたけれど、虐待かもしれない」
「暑いのに服を着せているのは虐待だ」
まだまだ、馬鹿らしいのありますけどね。

早く歩くって、早く歩きたいから盲導犬と歩くのでしょう。
ユーザーは、盲導犬の歩きを自分で確認することがしばしばあります。
暑い時に服を着せているのは、直射日光を避けるため(特にブラックラブは)であったり、逆に冷やすためであったりします。

そのくせ、殴られたり蹴られたりしているのはスルーしてる。
私たちも利口な見守りができるようにならなければなりません。

ぎゃあぎゃあ、ただ騒ぐ人たち。
あなたは、その場面に出会った時どうしていますか。

私は、ご存知のように盲導犬育成支援をしています。
メールをいただいたことがあります。
「盲導犬虐待をネットでアップしながら盲導犬を応援するのは間違っている」と。

ばっかじゃないの、って思いましたね。

それとこれは同じ土俵のことではないのです。
皆さんは、支援=お金を渡すだけ、だと思っているなら、私たちは違うと言わせていただきます。
過去、支援しようと思っていたけれどある理由で取りやめたこともあります。
いいちゃんも、私も、そういう意味ではちょっと変わった頑固者かもしれません。

がんばる犬がいるなら応援しようじゃないかと言うのがどこが間違ってる!

書き始めたらきりがなくなっちゃった。
疲れたからもうやめよう。
次は、ちょこっとお知らせしたいこと書きますね。

そうそう、絶対書きたいことがあったんだ!

ある方が「犬たちの犠牲の上に福祉はない」といわれましたが、全く賛成です。
もろ手を挙げて賛成します。
他の命の犠牲の上にしか成り立たない福祉は福祉なんかじゃありません。

b0008217_11341689.jpg


皆さんはご存知ですか、盲導犬育成には寄付や募金だけではなく公的な助成金が出ていることを。
これは、私たちの税金です。
無駄に使われることのないように、本来は、定期的に使用状況の確認ができるようなシステムが必要なんじゃないかと思います。

パブリックコメントや政党HPなど、書き込めるところには「協会が放置する被虐待補助犬に保護法が適用されるように」と書き込みました。
今後も機会があれば書き込み続けるでしょう。
政党のパフォーマンスかもしれないけれど、書き込まなければゼロですが一人でも書き込めばゼロではないと思っています。
長崎のことはこちらから
[PR]
Commented by ラス&エドママ at 2012-02-06 15:12 x
「盲導犬にならなくてよかったのかなぁ。」というサニーちゃんのつぶやきに「ならなくてよかったよ。」と言ってしまった私は、ダメなのかもしれないけど、今回の事件を読ませてもらって、腹立たしいのと悲しいのとわけがわからなくなりました。
「福祉=金が動く」という感じで本当に大事にしなければならないことを忘れている人が力を持ってるからいけないんですよね。以前介助犬の本を読んだとき、家の中にいた犬を拉致していかれたことが書かれていました。それは虐待じゃないのに。その時も人間のあれこれお金の事情が関係していたと思います。
アトムくんがどうかお腹いっぱい食べられて、ゆっくり休めていられる生活を送ってくれていますように。それだけ、それだけ毎日願っています。
Commented by Yoko at 2012-02-06 15:51 x
私もサニーは盲導犬にならなくって本当に良かったって思います。
そして、「犬たちの犠牲の上に福祉はない」って私も同感!!絶対にあるはずがないと思います。
Commented by ワンコのかあさん at 2012-02-06 20:28 x
ラス&エドママさん、私もそう思います。
サニーは盲導犬になれなくて良かった。
でも、大切な友人たちは盲導犬を必要としているのも事実。
だからこそ、こんなばからしいことはやめてほしい。
協会さえしっかりしていればとっくに解決していることなのに…。

お金、使い方間違えないようにしなくっちゃね。
Commented by ワンコのかあさん at 2012-02-06 20:34 x
Yokoさん、サニーは盲導犬になったら、相手が誰だろうとストレスの塊となったでしょう。
だからなれなくってよかった。
その代りにたくさんのワンコや人たちと繋いでくれた。

何かの犠牲の上に胡坐をかくようなものは福祉でも何でもない。
Yokoさん、また力と知恵貸してくださいね。
Commented by ターミ姉ちゃん at 2012-02-06 21:52 x
サニーさんもきいちゃんも、一般のわんこになれて良かったと思います。
何かの犠牲の上に成り立つ福祉なんかない。
本当にそう思います。
協会の責任と仕事を、もっと真摯に考えて欲しい。
福祉は、慣れ合いじゃないんですから。

良識ある方の支えになるのではなく、なんだか不正がないかどうか
監視するボランティアなんて、嫌ですもんね。
Commented by Yoko at 2012-02-06 22:09 x
私に出来る事ならいつでも、何でもいたしますのでお声かけて下さいね。
Commented by まりん at 2012-02-06 22:28 x
太古、人類は動物との共存共栄の元に暮らしてきました。お互いの利益の下、ある意味平等だったと思います。それがいつしか人間側が搾取するばかりの関係になって・・・。文明は発達したのかも知れませんが、大事なところで人類は後退しているのかも知れません。
人を助け人と共に生きる事を選んでくれた犬達にもっともっと感謝して応えてやらなければならないと思うのです。人は驕り過ぎですね。
Commented by tiny3 at 2012-02-06 23:57 x
お話下さいましてありがとうございました。
盲導犬に限らず、身近なところでも在りえる事ですよね。
こんな事のないように地域で補助犬と一緒に暮らしている方を見かけたら、声をかけて繋がりを持つ事がとても大切だと思います。そうする事でいち早く犬を引き上げることも出来ます。
二度と同じ事の無いように
Commented at 2012-02-07 08:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tiny3 at 2012-02-07 09:38 x
再度申し訳ありません。
補助犬を持った身体障害者は国民への理解を務めるべき重要な役割がある事が「身体障害者補助犬法」では義務となっていますが、こんな事件があるのなら、もっと補助犬の保護を訴えないといけないですね!
全国の盲導犬事業でありえることです。

厚生労働省の身体障害者補助犬法にたいしてパブリックコメントしました。
Commented by ワンコのかあさん at 2012-02-07 21:05 x
ターミ姉ちゃん、本当に幸いでしたと言わなければならないのが残念です。
助成金目当てに盲導犬作っているような気がしないでもないですね。
福祉も結局【金】なんでしょうか。

助成金もなかった昔の方が潔かったですね。
協会もユーザーも。
Commented by ワンコのかあさん at 2012-02-07 21:08 x
Yokoさん、私もいつもそう思っています。
今できることってなんでしょうか。
もしかしたら、告発する側もお金を持たなきゃダメなんでしょうか。
時々、ふっとそんなこと思っちゃいます。
だって、行動起こすにはやはりお金がかかるもの。
Commented by ワンコのかあさん at 2012-02-07 21:12 x
まりんさん、私、記録もないような古い時代が好きで博物館ボランティアもしているのですが、古代の地層から人の骨と一緒に犬の骨も出ることがあるそうです。
今の世の中ありえないですよね。
人は「進歩」のなかで大切なものをなくしちゃったのでしょうか。
バカなことに…
Commented by ワンコのかあさん at 2012-02-07 21:22 x
tiny3さん、私たちは盲導犬に近いところで活動することが多いですよね。
だから、そうでないということもたくさん知っているわけで、だからこそ協会の対応のまずさに腹立たしい思いをするんですよね。
虐待された犬も救いたいのはもちろんですけれど、そうでない多くのユーザーや犬たちもバッシングから守りたいと思うんです。
よくばりですね。

私が初めてであった盲導犬は、大阪のスポーツセンターでユーザーに杖で何度も殴られていました。
だから、引退した犬を引き取ろうと思ったのです。
日本は、まだまだ動物とともに暮らす社会環境ではない、本当に幼い国です。

パブリックコメントありがとうございました。
狂気のような、嵐のようなコメントは無視されるとおもいますが、静かに冷静に送るものはちゃんと読んでいただけるものと信じたいです。
Commented by ワンコのかあさん at 2012-02-07 21:36 x
??さん、過ちを認め受け入れて正す。
私はこれは過ちではないのではないかと思います。
ずっとそのことを忘れられない。
忘れないことを大切なものとして今があるから、隣に座る子は幸せなのでしょう。
きっとず~っとその子のことが一番可愛くて、一番好きなのでしょうね。
Commented at 2012-02-08 07:23 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 松原智恵子 at 2012-02-08 14:50 x
すいません、名前を変えました!
盲導犬サニー、盲導犬にならなくてよかったですね!
Commented by ワンコのかあさん at 2012-02-09 16:08 x
??さん、カールちゃん、ちゃんとわかってますよ。
いつかきっと会えるって、虹の橋のたもとで待っていると思いますよ。
その時が新たな始まりの時じゃないですか。
だから私は虹の橋へ行くのが楽しみなんです。
Commented by ワンコのかあさん at 2012-02-09 16:08 x
松原智恵子さん、今は心からそう思いますわ。
Commented at 2012-02-10 11:40
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ワンコのかあさん at 2012-02-11 09:33 x
??さん、私の育てた子だったらと思うと胸が張り裂けそうなのに、PWさんにとっては言葉にもできないくらいの衝撃だと思います。
虐待自体は起こりうることなのですが、その対処だと思います。
大体が「障碍者からとりあげる」と思っていることが間違い。
無償で貸してあげているのだから、ちゃんと使えないならひどい扱いをするなら返してくださいと言うことなのに、協会も周囲の人も考え間違いをしている。
もし私が、告発するなら裁判覚悟でします。
たとえ負けたとしても、盲導犬の現状が日の下に明らかになるから。
そこまでできなくても、告発したら犬を取り戻すまで頑張ります。

それでも、私は素晴らしいユニットをたくさん知っていますから過激に盲導犬反対を唱える人たちに賛成はできません。
ただ、ことがあれば冷静に訴え続けるだけです。
ボランティアの心をなえさせないでくださいと。

我が家の家族みんな、パパさんのお言葉にもろ手を挙げて「そうだそうだ」と言いますよ(^0^)
複雑ですが…
Commented by びりーぶまま at 2012-02-14 07:24 x
おはようどざいます
まだアトム君見つかってないようですね
協会のコメント続報をみて怒りがこみ上げてきてしまって・・・
盲導犬にしようなんて思う人が居なくなります
アトム君どこかで生きて居てくれることを願うばかりです
Commented at 2012-02-14 14:11 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ワンコのかあさん at 2012-02-14 19:33 x
びりーぶままさん、まだ見つかっていません。
協会は、何かを恐れて言うような気がします。
多分一番怖いのは、盲導犬不要・廃止運動につながるのではないかと言うことではないでしょうか。
だから、全くの嘘ではないけれど、本当のことを書いていないのでしょう。
ごまかしですね。

アトム君はきっとどこかで元気にしているような気がします。
そう願っています。
Commented by ワンコのかあさん at 2012-02-14 19:44 x
??さん、盲導犬になるべきではない子が盲導犬になると、犬はもちろんですが、ユーザーも大変苦労をすると思います。
協会がいかに見極めるかが問題なのでしょうね。
本当はならない方がよい子がなってしまうと、思うように歩けなかったりするユーザーはいらだち、それが虐待につながりかねないことを訓練協会は心していかなければならないと思います。
by yukiba20 | 2012-02-06 11:37 | 長崎盲導犬虐待事件 | Comments(25)

自称犬小屋?に住む盲導犬の引退犬で天使になっちゃったユキばぁとアリサ、とキャリアチェンジ犬サニー&家庭犬ルナ・海と一緒に暮らすワンコのかあさんです。(絵は小山るみこさんの許可を得て掲載しています。)


by ワンコのかあさん