「命の責任」を考えるⅡ

b0008217_22511563.jpgユキのことに触れて、「元盲導犬のユキちゃんを、命の責任ということで出すのはちょっと筋違いなのかもしれないけど・・・」と言われました。

「命の責任」と言われれば、それはペットだって盲導犬だって他の使役犬だって同じことでしょう。
一生懸命に働いて来た子達が引退したらどうしていくのか。
それが、盲導犬をはじめとするパートナードッグの「命の責任」を考えることなのではないでしょうか。
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誰が最後の責任を負うのか。

その責任を全うするために各訓練施設は老犬ホームを造ったり、引退犬ボランティアを募ったりしています。

1頭の盲導犬を見てみると、本当に多くの人と共に歩んでいる。
ブリーダーのもとで生まれ、パピーウォーカーに預けられる。
施設に戻って訓練士と出会い訓練を受け、生涯のほとんどを共にすごす視覚障碍を持つパートナーに出会う。
年老いて引退後は、引退犬ボランティアの下に行くか、老犬ホームに行く。
言ってみれば波瀾万丈の犬生。
その「命の責任」をできる限り優しく穏やかな日々で全うするために、リレーのようなその一生のアンカーとして寄り添うのが引退犬ボランティア。
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敢えて「命の責任」と書きましたが、私はそんなこと考えたことも無かった。
考えるまでも無い、それが当たり前のことだから。
だから、「ただ、一緒に居たい」それだけなんです。
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Commented by knighthime1 at 2005-02-07 23:45
血統書つきの子だって雑種の子だってみんな同じ命を持っているんですよね。
さらに言えば犬だって人間だって虫だって同じ命。
その重さは一緒なんですよね。
確かに害虫を殺してしまう事はあるけれど、無駄に殺しちゃいけない。
実験動物だって食用の動物だって犠牲となった命を無駄にせず、感謝しなくちゃいけないと思います。
Commented by ワンコのかあさん at 2005-02-08 00:41 x
knighthime1さん、トラバしていただいた記事は読んでいたのですが、命につけられた値段にあまりにも腹が立って、コメントできませんでした。
世の中便利になって無駄な殺戮が多くなった。そう思えてなりません。
人間は多くの犠牲の上に生活をしていることをもっと自覚しなければいけません。
Commented by かんなとなぎのハハ at 2005-02-08 09:33 x
ワンコの母さん、ご無沙汰してます。
以前お邪魔させていただいたかんなとなぎのハハです。

犬畜生とか畜生ものって言葉、未だに聞かされます。
この言葉、大嫌いです。
人間の思い上がりを感じます。

昔からときどき耳にする言葉です。
外国にも同じような意味の言葉があるのかもしれないけど、こんな不幸な言葉が生まれたってことは、私たち日本人は人間以外の存在に対して負の認識しか持てなかったってことでしょうか。


嫌な言葉を平気で声高に口にする人に腹立ちは感じますが、こういう人と相容れることはできません。
日々、顔見るたびに内心腹を立てながらも「この人は不幸な人」って思うようにしています。

Commented by ワンコのかあさん at 2005-02-08 23:53 x
かんなとなぎのハハ さま、こんばんは。
何かを下に見なければいられない人は沢山いますよね。
最近は人間の方が子殺しをする。それこそ他の生き物を見習いなさい!と言いたいです。
ワンコと暮らしていると自己嫌悪に陥るよ、あまりに優しいから。

Commented by milwhite at 2005-02-09 10:00
ワンコのかあさん おはようございます。
こうしている間にも 悲しい定めを背負い生きていることを奪われていく命のあること。つらいでね。思うことすら悲しいことです。
何事にもやさしく思いやる心が 失われてきてしまってるのでしょうか。
彼ら犬には 
その心がどんな時も たとえその身から命うばわれる時ですら信じる心が消え去ることがないのですよね。
このことを思ったとき近くにいたミルキーを思わず抱きしめ
つらいことね 悲しいことねと涙をながしました。
もうしばらく前
やはりこの腕の中でしっかり抱きしめ名前を呼びつつけてた 君 
君を思ってた
天国へ見送った大好きだったシローのこと.....
小さな小さな命 老いた命すべてを見つめつつける。
どうして離すことができるでしょう。離すことなんて決してできません。
 
Commented by ワンコのかあさん at 2005-02-09 22:30 x
milwhiteさん、こんばんは。
数日前、知り合いから電話がありました。「2才くらいのラブを残して飼い主が急死しました。何とか次の飼い主うを探しているのですが、ダメな場合は保健所送りになるそうです。」
飼い主は50歳で独身者でした。皆で必死で新しい飼い主を探しました。
タイムリミットぎりぎりで近所の肉屋さんに引き取られていきました。
「いっつも飼い主さんと来ていたもの。とてもじゃないけど保健所には送れない」と言われていたそうです。とてもいい御夫婦だそうです。良かった。こんな子もいるんです。
Commented by mrs-usa at 2005-02-11 13:48
ワンコのかあしゃん、
こんちには♪
ここに来て、ぶろぐを拝見するたびに、、、
「トイプーのパピーじゃないと、いや!」と、だだをこねて、犬探しをした自分がとっても恥ずかしくなります(汗)。
でも、縁があって、おうちに来てくれた、ほく&らに。
笑われようが、私の大事な息子達。
一緒に時間を過ごし、一緒に年を取っていきます、、、。
Commented by ワンコのかあさん at 2005-02-11 22:08 x
mrs-usaちゃん、ほく&らちゃんが大切な家族だって言うのよっくわかるよ!ただ来るんじゃないんだよね。縁あってくるんだよね。どんなに遠回りしたって縁があったら絶対めぐり合える。だから大切な家族。
だから誰も笑わない。
ここに来てくださる人は、ワンであろうがニャンであろうが何だろうが「うちの子一番」の人たちです。当然私も・・・。
うちの子は皆ワケありです。だから余計に縁を感じる。
愛しい子達です。
Commented by mrs-usa at 2005-02-12 13:21
ワンコのかあしゃん、
うんうんっ。
縁て不思議なものだすよね♪
結構前の記事まで読み進んでみたんだけどね。
なんか、極妻、泣けて来ちゃった。
みんな、みんな、永遠に一緒だといいのにな、って。
そんなの無理だけど、それくらい読んでて辛かったの。
極妻、いい年こいて、いつも自分の母親に言うのがね、「絶対、私より先に死んじゃだめ。」ってこと。
同じくらい、ほく&らにも言い聞かせてるの。
ほんと、永遠だといいのにな。
かあしゃんは、そういうのも含めて、がしっと受け止めてて、、、
すごく逞しい。
今まで、人の目となり足となって、常に踏ん張ってきたわんこたちも、かあしゃんだから、すぅって息抜き出来てるのかもなぁ、って。
偉大なるわんこたちと、偉大なるかあしゃんに、愛を込めて。。。

PS かあしゃんの言葉って、力強くて、温かいなぁ。
なんか、人柄の伝わるぶろぐであり、コメントであり。
すごい、ぽーって温かいの、ここ。
ちゅんちゅんしゃんが、いいじょー、っていうのが、分かる気がする。
また、きまーす。
Commented by milwhite at 2005-02-12 14:48
ワンコのかあさん ほんとよかったです。人と犬ってほんとに縁に結ばれているんですね。亡くなられた方もさぞや心を残されていたことでしょうね
新しい飼い主になってくだすった方にきっと 感謝していらっしゃることでしょう。心あたたかなエピソードありがとうございます。
Commented by ワンコのかあさん at 2005-02-12 22:32 x
極妻ちゃん(って書くと誤解されるかも・・・爆笑)、褒め過ぎだよ!
な~んも出ないからね。あぁ、クリスマスに来てくれたらプレゼント進呈いたします。
でも、ありがとう、嬉しいです。
Commented by ワンコのかあさん at 2005-02-12 22:40 x
ミルママさん、そうなんです。本当に良かったです。
亡くなられた方、まさかこんなに早く、しかも突然になんて思ってもいらっしゃらなかったでしょうね。優しい良い子に育てられていたと聞いていますから、きっと可愛がられているでしょう。
by yukiba20 | 2005-02-07 22:54 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(12)

自称犬小屋?に住む盲導犬の引退犬で天使になっちゃったユキばぁとアリサ、とキャリアチェンジ犬サニー&家庭犬ルナ・海と一緒に暮らすワンコのかあさんです。(絵は小山るみこさんの許可を得て掲載しています。)


by ワンコのかあさん