「クイールの訓練士」に逢う

b0008217_21171287.jpgクイールの訓練士として有名な多和田氏の講演を聴きに行ってきました。
初めてお目にかかったのは、ガイドヘルパーをしていた頃、視覚障碍を持たれる方と一緒に関西盲導犬協会へ見学に行った時です。
もう、10数年も前のことです。
もちろん、その時にいらっしゃったのが多和田さんだと知ったのは、ほんの数年前。
ひょんなことからメールのやり取りをするようになりました。
でも、お目にかかったことはなかったのです。
友人の中には多和田さんとはとても親しくお付き合いをしていらっしゃる方が沢山いらっしゃいます。
その方が、何度か機会を作ってくださったのですが、縁が無かったのかとうとう逢えずじまい。

「ちょうど良い時に会えるようになっているんだからあわてなくていいのよ」

今日が、そのちょうど良い時だったのかも知れません。
何にも思わずに行ったら逢えました。おまけにお願い事までしてきた。
友人のTさんもビックリ。

Tさんは多和田さんと極めて親しい方で盲導犬と歩いて40数年の方、大切なお友達です。
そのパートナーが引退したら、我が家の一員になります。楽しみ~♪

ついでに書くと、うちの子たちは2頭とも多和田さんちのワンコと縁がある。
サニーはチョベ君がヒイジイちゃん、ルナはバーティ君がオトウサンなのです。
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帰りは雨が降っていました。
車椅子で参加していらっしゃった方が事務室にタクシーを呼んでもらえないかとお願いしたら断られたと困り顔。
その場にいらっしゃったI氏と協力してタクシーに乗って帰っていただきました。
私は、タクシーを呼びとめ車椅子を乗せていただきたいとお願いするだけでしたが、I氏は車椅子の積み込みのお手伝いまでされる。
何にも言わずにあたりまえのように。

それにしても事務室の不親切な対応は腹立たしい。
電話一本掛けられなくて何がバリアフリーか!
そんな所で盲導犬に関する話は聞きたくなかった。

真にバリアフリーを望む友人達は言う、「バリアフリー、ハードよりもソフト、人の心からバリアを取り除くのが最も難しい。そして、自分達の望むのはハードよりもソフトの方なのです」と。
嬉しくて、哀しい日でした。

今日一番の「ヒェ~~~!!」
会場で管理人さんに出会った!

「なんでぇ~!?」
同じことを口走っていました。
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Commented by mrs-usa at 2005-02-20 09:29
アメリカ在住の日本人でね、ちょっと足とか悪い友人がいるんだけどね。
やっぱり、日本だと生活しづらいんだって。
外出さえも自分一人では出来なくて、家族や友人に助けて貰ったり、出たら出たで、じろじろ観られたり、同情っぽい視線とかがイヤでね。
それで段々と引きこもる自分がいたから、自立したいって思い切ってアメリカ留学に来たんだって。
こっちで自分一人でバスに乗れたり、車いすで大抵の場所へ行けたりするのも嬉しいけどね、すごい普通にあつかって貰えるのが一番嬉しいって喜んでるんだよ。
早く日本も変わらないかなぁ。

PS クイール観たの。 実家のお姉さんが送ってくれて。 すごい涙が止まらなくてね。 そしたら、ほくがおもちゃ持って横に来て、「遊ぼう!」って。 慰めてくれてるんだよねー、きっと。 
Commented by ワンコのかあさん at 2005-02-20 23:57 x
Tさんもおっしゃっていました(彼女もアメリカへ5年間留学していたの)。
手伝ってくれることが自然でとても気が楽だったと。
日本人って「手伝いましょうか」の一言がなかなかでないんだよね。

クイールは本当に有名になっちゃったね。普通の犬なのに。
私の周りにはクイール程度の犬はいっぱいいるから(病気の御主人を待っていたことも含めて)、なんだか良く分からない。
多和田さん自身も「クイールは普通の犬なんだけどなぁ」って言っていらっしゃるそうです。
ただ、普通の犬達と違うのは生まれてから死ぬまでの記録写真があること。これはすごいことです。
クイールの役をしていたワンコは、サニーやルナと同じおうちの出身なんですよぉ♪
Commented by mrs-usa at 2005-02-21 02:00
私が腰痛とむち打ちで帰国した際。 バゲージクレームで、どうやってスーツケースを取ろうか四苦八苦してて。 周りには日本人の若い男の子たくさんいるのに、知らんぷりで。 頼みづらいし、迷ってたら、「ちょっと、あんた手伝いなさいよ!」って、アメリカ人のおばしゃんが日本人の男の子達を先導して、荷物とってくれたの。 もう、ぷすすだったけど「きっかけ」を作ってくれたんだよねー。
こりが、日本人のおばしゃんからの呼びかけだったら、手伝っていたかは?だけど。。。

クイール程度の犬ならいっぱいいるんだね。。。
私は純粋に、犬の頭の良さや感情とかに感動したなぁ。 うちのほく&らには、あんぽんたんだけど、そりは私のせいだったんだ、って気づいたし(汗)。
訓練士も凄いな、って思ったけど、育ての親の嬉しいような哀しいような複雑な気持ちや、引退したわんこのかあしゃんの存在を知って、なんか安心したり。。。色んな気持ちが胸の中に、同時にぐるぐるーってして、思わず、ほく&らにをぎゅーってして、「いつも、ありがとうね! 絶対長生きするんだじょー。」って。>かなり、らにには嫌がられたけど(笑)。 ぷすす。
サニーやルナも、長生きしてね♪ 
Commented by ワンコのかあさん at 2005-02-21 21:40 x
クイール程度の犬は盲導犬の中にはいっぱいいるけれど、ペットちゃんの中にはあまりいないから安心していいよぉ。
うちのこは、人に迷惑をかけない程度であって可愛ければいいのだ♪
ほく&らちゃんもかわいくていいので、う~~~~んと長生きして、極妻かあしゃんの傍にいる。それでいい。

私も、アメリカのおばしゃんみたいになりたいなぁ。
今、関西のオバサンやってるけどさ。
by yukiba20 | 2005-02-19 22:10 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(4)

自称犬小屋?に住む盲導犬の引退犬で天使になっちゃったユキばぁとアリサ、とキャリアチェンジ犬サニー&家庭犬ルナ・海と一緒に暮らすワンコのかあさんです。(絵は小山るみこさんの許可を得て掲載しています。)


by ワンコのかあさん