小さな雑木林見~っけ♪
2016年 12月 28日
表通りは車の通りが激しいけれど1本中に入ると案外静かなのがワンコ家町。
アチコチ歩いていたらプチ迷子に。
方向音痴の私にはよくあること。
そういう時の助けは、代々のワンコがしてくれていました。
おうちに帰れる呪文があるんです。
それを囁くと連れて帰ってくれていました。
さ~て、海にも呪文が効くでしょうか。
「おうちにかえってヨーグルトおやつにしようか」
代々の了解のしるしは、鼻の頭をペロリ。
おぉ!なんと、なんと!!
呪文の効果はすごい!
了解のしるしのペロリで、歩きだしました。
20分も歩いたころに病院が見えてきました。
この病院は、裏手を通ってサニーやルナと3頭で古墳公園に何度も遊びに行ったお馴染みの病院。
つい先月も二人で行ったばかり。
うみ~、えらいぞ~
ここまでくれば大丈夫。
ふと横道をのぞくと、何ともこじんまりとした雑木林があります。
公園にしては木が多い。
でも手入れがされているようできれいな雑木林。
誰もいないので、ちょいと遊びました。
こんもりと丸いお椀のような小山があり、駆け上って駆け下りて楽しそう。
ガサガサガサと駆け下りてきたところを写真にとって見直してびっくり!
なんと!古墳!
そこで思いあたった…
そうだ、このあたり一帯は「百舌鳥古墳群」だった~
「百舌鳥古墳群」には一見、古墳に見えないような古墳がたくさんあります。
どうりで普通の公園らしくなく、ただの雑木林らしくない場所だったんですね。
そうとは知らず海は先人のお墓の上で走り回り、ひっくり返っていつものようにお気に入りの枝を噛み噛みしていたのです。
あらためて、記念写真を撮ってお咎めを受けないうちに帰りました。
ごめんなさいね、次に来るときは静かに散策させていただきますので…
病院の裏と表、たったそれだけの違いなのにまったく知らない町並み。
迷っても、呪文を唱えれば連れて帰ってくれる相棒がいて、知らない町を歩くのもなかなか良いものですよ。
年末なのにこんなのんびりしていいのかなぁ、と資料を積み上げたテーブルと読みたい本が雪崩のように崩れている机を見ながら、「これでいいのだ~」とバカボンパパをきめこんでいます。
海といると、それだけで幸せ~
しかも、みんなお鼻ペロリなんて、不思議の上に胸キュンです。
それに、古墳の雑木林!
冬の雑木林って、またいいですよね~
古墳も妙に気を惹かれます。
九州にも古墳が大小いろいろあり、装飾古墳を見に地元はもちろん、福岡・熊本にまで行ったことがあります。
ああ、私もかあさんやうみちゃんと古墳を散歩してみたいなぁ。
想像するだけでワクワクです♪
迷子は一人だと心細いけれど海と一緒だったら楽しいものです。
九州も天孫降臨など神代の古代からの歴史がありますものね。
ご近所だったら一緒に古墳めぐりができたのにね~。
残念だわ~