歯周病 ユキの場合 Ⅰ

b0008217_0104074.jpgユキが来る前に、ユキの状態を聞かされました。
ほとんど歩くことができず、重度の歯槽膿漏であること。
かなり強い口臭があること。
最悪のことを覚悟して、最も悪い数本の抜歯はしたけれど、それでも根治できないこと。
麻酔をかけていられる時間がごくわずかなので本当に抜くだけで、以後の処置は完全ではないこと。
だから、歯茎から鼻にかけて穴が開いていること。

ユキが来て、まず驚いたのは17歳(来た当時は17歳6ヶ月でした)という高齢にもかかわらず、とてもきれいな仔だということでした。
色白の(多分白髪?)目の大きな、被毛もたいして擦り切れていない、本当に可愛い仔でした。

次に驚いたのは、その口の状態と臭いでした。
口の中を見ようとしたのですが、痛むのか首をふって触らせようとしません。
鼻のあたりは熱を持ったようで、腫れていました。

夜、息子が帰ってきて玄関まで臭うと聞かされ、それほど臭うなら(その頃には、私はもう慣れてしまっていたのです)ユキの苦痛はどれほどのものかと、これほどまでにしてしまった悔しさに歯噛みをする思いでした。

翌日病院に連れて行き、口の中を見ながら治療方針・介護方針を医師と話し合ったのですが、現実に穴の開いた歯茎を見て言葉もありませんでした。
呼吸のたびに空気が漏れて、本当に歯の付け根から鼻にかけて穴が開いているのを実感したのです。

残された歯も、変色し、根元は歯石が塊となって付着し、歯肉は赤黒く腫れていました。

ユキが我が家に来た時の状態はひどいものでした。
でも、後に聞くところによると、引き取られた当初はもっとひどかったと言うことです。
なぜ、そんなことになったのでしょうか。
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by yukiba20 | 2004-10-17 00:12 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(0)


自称犬小屋?に住む盲導犬の引退犬で天使になっちゃったユキばぁとアリサ、とキャリアチェンジ犬サニー&家庭犬ルナ・海と一緒に暮らすワンコのかあさんです。(絵は小山るみこさんの許可を得て掲載しています。)


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