カテゴリ:盲導犬の歩行の安全を願う( 3 )

昨今、盲導犬ユーザーによる虐待が話題になっていましたが、盲導犬に対して晴眼者(一般人と言われる人たち)の虐待行為と言われるのもあることを忘れないでください。

私には、盲導犬ユーザーの友人が数人います。
その方たちは、パートナーをとても大切にしています。
愛犬家と言われる方とは視点が少し違うと思いますが、私は似非愛犬家なんぞ足元にも及ばないと思っています。

その方たちと歩いていると次のような場面に繰り返し遭遇しました。

☆盲導犬を試す行為
 本当に抵抗しないか、我慢するか試すために、かばんや傘で鼻面をたたく、など。
 傘や棒状のもので突く。
 蹴る、殴る、たたく。
 食べ物を口に入れようとする。 

☆盲導犬に悪戯する
 交差点で止まっていると、耳を引っ張る。
 エスカレーターなどでチョンチョンと突いている。 

☆歩行妨害
 盲導犬が人を避けて歩いていると、わざと直前を左右に蛇行して歩く。
 自転車で前に出て、前方を塞ぐように急停車する。

私は、そういう時は必ず注意しますし、場合によっては「盲導犬が働かなくなったときは損害賠償の訴訟を起こすことにもなりかねない」と伝えます。

これらが繰り返されると、犬は仕事ができなくなります。恐怖から仕事を拒否するようになります。
特に歩行妨害は、進んでいる方向が分からなくなります。
単独歩行をしているユーザーと盲導犬は大きなストレスがかかっています。
もしかしたら、それがユーザーの不安からくるイライラで「蹴る」などの行為の繋がっているかもしれません。


あなたは、盲導犬を見た時どうしていますか?
彼や彼女たちが歩きやすいように道を譲ってやっていますか。
残念ながら、道を譲る人はほとんどいません。

自分たちが何もしないで、ただ、盲導犬は可愛そうだというのは偽善です。
今回の事件も、混雑するホームで、ほんの少し道を譲ってもらえたら起きなかったかもしれません。

画像を撮るのも見守りなら、その前に、ユーザーに声をかけて歩きやすいように誘導するのも見守りです。


あなたならどうしますか。


ちなみに私は、盲導犬をもらって1度も単独歩行をしたことがなく、ヘルパーと歩いて、盲導犬をペットにしている人のことは盲導犬ユーザーとは言いません。



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by yukiba20 | 2017-10-15 08:25 | 盲導犬の歩行の安全を願う | Comments(2)
盲導犬使用者が駅ホームから転落して亡くなりました。
犬は無事です。

海と夜散歩に行くとその話で持ちきり。

一番は、盲導犬が罰せられるのではないか、殺処分になるのではないかということ。

そんなことはありません。
多分、出身施設に帰ると思います。

その次が、何故周りの人が声をかけなかったかということ。

「じゃぁ、あなただったら声をかけた?」と聞くと、「どう声をかければいいかわからないよね~。」とか「う~ん、かけにくいかも~」と言う。
自分はかけられないのに、他人には声をかけないと非難する。
なんだか変だよ日本人、です。

経験上、まぁ多分、十中八九は声をかけないと思いますね。
なぜか日本人は声をかけるのをためらう傾向があるように感じるのは私だけでしょうか。
特に1度でも断られたりすると2度と声をかけないと言う人が多い。

私は障害を持つ友人が多いからかもしれませんが、声かけを心がけています。
安全だと思っても声をかける場合が多いです。

どう声をかけるかはとても簡単。
駅ホームなら「改札までご一緒しましょうか?」
道に迷っているようだったら「何かお困りですか?」
で、いいんです。
それと、白杖を掲げている人を見かけたらそれはSOSの印だから是非声をかけてあげてください。

今回のような場合だったら、私なら大きな声で「盲導犬の人ストップ!動かないで」と言います。
右へとか左へと移動を支持するより、動かないことが一番だと思うから。
ただ、「あぶない!」としか言わなかったら危険を回避したいためにさらに動いて危険な場合があります。
それと大声で呼びかけると、周囲で同調してくれる人が出ます。

今回は、もしかしたら犬と一緒だと言うので声をかけなかったかもしれませんが、ホームぎりぎりに歩いていたらどう見ても危ないでしょう。

あぶない!と思った時は遅いことがあります。
危険かもしれないと思ったら声をかけることをちょっとだけ意識してみませんか。
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by yukiba20 | 2016-08-16 21:10 | 盲導犬の歩行の安全を願う | Comments(6)
先日、ユーザである友人と
買い物に行った帰りのことです。
ある場所で、盲導犬が止まりました。

そこは、ちょっと人通りの多い歩道です。
いくら進むように促しても動きません。

見渡しても危険はないと思うのですが動かないのです。

友人が言いました。
このあたりで何度か自転車にぶつけられた事が有り、それからここを通りたがらないと。

そこは、かなり広い歩道で普通であればたとえ自転車が走行していてもぶつかることはないと思っていたのですが、そうではなかったのです。

歩行中に止まったので立ち止まったら、盲導犬とユーザーのあいだに自転車が突っ込んできたというのです。
そのショックで、ハーネスは曲がり、自身は左手にかなりの打撲を負ったそうです。
その自転車に乗っていた人は、誤りもしないで行ったそうです。

その数日後、今度は歩行者が盲導犬にぶつかったそうです。
その人は謝りましたが、見えなかったと言ったそうです。

確かに黒い子ではありますが、夜ではないし見えなかったということはありえません。

同行していてよく見る光景は、携帯やスマホの操作をしながら歩いている人の多いこと。
これがよくぶつかってくるんです。

おまけに、ぶつかって謝る人は1割にも満たない。

同行している時には、事前に「危ない!」と相手に警告しますが、ユーザーが一人の時にはどうしようもありません。

自転車の人も多分、携帯か何かを操作しながらだったのでしょう。

どんな優秀な盲導犬でも、相手がぶつかってくるのまで、とっさに回避はできません。
そしてそのようなことが度重なると、恐怖心が先に立って歩けなくなるのです。

以前、盲導犬を取り上げたテレビ番組がありました。
相変わらず感動モノ仕立ての、寄付金のお願い。

でもね、某盲導犬協会のようにお金ばかり集めて盲導犬ちょこっとしか出していないところってお金余ってるんじゃないんでしょうか。

そんなことより、盲導犬の安全な歩行のための啓発をして欲しいものです。
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あなたは歩きながら携帯やスマホの画面に気を取られて前方不注意のことありませんか。
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by yukiba20 | 2013-07-03 19:15 | 盲導犬の歩行の安全を願う | Comments(25)

自称犬小屋?に住む盲導犬の引退犬で天使になっちゃったユキばぁとアリサ、とキャリアチェンジ犬サニー&家庭犬ルナ・海と一緒に暮らすワンコのかあさんです。(絵は小山るみこさんの許可を得て掲載しています。)


by ワンコのかあさん