カテゴリ:盲導犬 引退犬 ボランティア( 403 )

郷里に住む叔母から「お墓のことで話があるから」と言われて、乗鞍から帰ってすぐに父さんに3ワンを預けて郷里に帰りました。

せっかく郷里に帰るのだからお邪魔でなければ、ラミちゃんに会いたいと思い連絡をしましたところ「OK!待ってるよ」と嬉しいお返事が届きました。
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ラミちゃんのお家は、もうお空に帰ってしまったけれど、忘れることのできないアヴィちゃんのお家でもあります。

駅で母さんに会えたとき、嬉しかったぁ~。
「あぁ、やっと会えた」そう思いました。

お家で待っていてくれたのは、ラミちゃんとハチちゃんと父さん。
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ラミちゃんは思っていた以上に元気でした。
ハチちゃんとガウガウ遊びもすれば、母さんがキッチンに行くとお目目キラキラで「ウマウマでしか!!」と後を追う。
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優しい穏やかな眼差しだけれど、まだまだ輝いている。
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摘出された腫瘍の写真を見せていただきました。
血にまみれた腫瘍・・・かなり大きい。(私こんなの見るのは平気なんです)
片手いっぱいくらい。
転移もあるという。
お腹もぷっくり、でも腹水ではありません。
ここに転移があるのか・・・。
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ラミちゃんの腫瘍から作ったというホメオパシーも見せていただきました。
小さな小さな白い錠剤です。
アヴィちゃんの時も使われたそうです。
アヴィちゃんはそれで2年生きられました。
どうぞラミちゃんにも効果が出ますように・・・。

肛門は狭くなっていて硬いウンチは苦しい。(三日月形になって出てくるそうです)
始末が大変だけれど、柔らかい方が良いそうです。

アリサは肺転移が一番怖いけれど、ラミちゃんは腫瘍で肛門が塞がれてしまうのが怖いそうです。

ラミちゃんとアリサは同じ協会の出身、ユーザー同士もお知り合いです。
アヴィちゃんもそうだったよね。
アヴィちゃんの話が出た時、涙がこぼれました。

アヴィちゃん、うめぼしさんちの子になって幸せだったろうなぁ。
良かったね。
そう思っただけで泣けて泣けて仕方がなかった。

ラミちゃんもそう。
穏やかな瞳が「あたし、しあわせ♪」って言ってる。
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郷里に帰ったら、あの幸せの笑顔にまた会いに行こう。
行くからね~。


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年老いて、病気で、怪我で引退してきた犬達を 迎え慈しむ家族にこの子たちの見せる優しい笑顔。
何よりのプレゼント。

これが、この子たちの「ありがとう」なのかもしれない。
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by yukiba20 | 2009-05-20 17:57 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(9)
昨日乗鞍から帰って来て、明日は郷里へ行かねばならない私。
留守中のごみ出しをお願いするついでに、本箱の整理をしていたら小冊子が出てきました。

アリサのユーザーが、共に歩んだパートナーたちのことを書かれた「盲導犬と私」と言うA6判50ページほどの小冊子です。

この小冊子の売り上げはライトハウスとJSDAに寄付されました。
ご本人の名前ではなく、売って下さった方々の名前で寄付されたので、どこにも彼女の名前は残っていません。

しかも、定価がなかったのです。
「読んでくださって、なにがしかの寄付をしたいと思われたらそれだけで結構です」と・・・。
私の記憶では300円から1000円の間で皆様が決めて下さったと思っています。

すべて売りつくしたと思っていたその小冊子がなぜか17冊だけ本箱の片隅で眠っていました。

b0008217_1717229.jpgアリサのユーザーは、日本の女性で最初に 盲導犬を持たれた方です。
初代のオディーから6代目のアリサまでのことが書かれています。
5代目のローラは、我が家の幻の引退犬1号でした。
現在、彼女は7代目のニルスと歩いていらっ しゃいます。

この冊子は、犬達のことだけが淡々とつづられていますが、ユーザーの心がけるべきことも彼女独特の淡白さで書かれてあります。

今、ヘルパーに助けられて歩くユーザーが多い中、犬達の誇りを大切にし、信頼して共に歩く彼女から教えられることがとても多いことに気付きました。

盲導犬にかかわるボランティアの厳しさと大切さを理解し、常に感謝の念を持ち、引退させた パートナーには亡くなるまで、援助の姿勢を崩されることはありません。
ユキのことでSOSを発信した時には、一番先に手を差し伸べて下さったり、多くのユーザーに呼び掛けてくださいました。

そんなユーザーが書いた、「犬の本」です。
感動ものではありません。

もし、読んでみようと思われる方がありましたら無料でお送りいたしますので、非公開コメントに送り先をお書き願えませんでしょうか。
メールでもかまいません。
17名先着順と言う中途半端さですがよろしくお願いいたします。


乗鞍レポートは郷里から帰ってきましたら書きますので、乞うご期待(しないでください)


皆さま、お申し込みありがとうございました。
定員に達しましたので申し込みを締め切らせていただきます。
このような短時間に定員に達するとは思いませんでした。
ありがとうございます。
心からお礼申し上げます。

発送はGWが明けてからになりますが、ご容赦ください。

尚、この冊子に限りましてはご寄付や送料のお気遣いは御無用にお願いいたします。
読んでいただけるのが、ただただ嬉しいのです。

ありがとうございました。

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by yukiba20 | 2009-05-03 17:21 | 盲導犬 引退犬 ボランティア

老いた子の瞳は優しくて

ここのところ立て続けに知り合いのわんこさんが亡くなりました。
老衰であったり、病気であったり、さまざまです。

老犬と暮らすと宣言してから、出産の便りはほとんど届かなくなり、その代りに訃報が届く。
ちょっと寂しい・・・
ものすごく寂しい。
覚悟してたけれど寂しいです。

幼いころは何にでも興味を示して、キラキラと輝くような瞳だった。
成犬になってからは、時にはいたずらっ子のように、時には思慮深く、さまざまな変化を見せてくれた瞳。
老いて、その瞳は何かを懐かしむように穏やかで、時には鈍い光を湛えている。

その穏やかな瞳が、天国に近くなったときにはさらに、いっそう優しくなる。
私たちに介護の辛さを忘れさせるほどに・・・。

私は、この瞳に魅せられて老犬と暮らす道を選んだのかもしれない。

アリサ、まだまだ優しい眼差しはいらないからね。
「わたしは、ここで寝たいの!」
「今はお散歩気分でないのじゃ!」
「はやくごはん!!」
わがままいっぱいでいておくれ。

そう言っている方が、虹の橋の住民たちは
「アリばばちゃんは、うるさいからまだ呼ばないでおこうね」
って思ってくれるかもしれないもの。

ユキは天国に近くなった時、こんなにやさしい瞳で見てくれていました。
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アリばばちゃん、こんなんです。
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まだまだですよね。
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by yukiba20 | 2009-04-29 10:37 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(24)

てやんでぇボランティア

「引退犬を引き取る人は経済的に余裕があるから、支援なんていらないんですよ~。」
と、どこかのボランティアが公言していて、

「そうなのか~、じゃぁ引退したうちの子のことは安心じゃぁ」
とお気楽な事を言っているユーザーがいると聞いた時にゃ、

「何をぬかすか、あほたれが。そんなこと言っていたらうちなんか引退犬と暮らせやぁせんわい!あほなことを言うボランティア出てこんかい!!」
と本気で怒ったものです。

言うなら
「うちはお金持ちで要りませんから必要なところに支援してあげてください」
でしょ!
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ボランティアがボランティアの首を絞めてどないすんねん、あほたれが!!
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by yukiba20 | 2009-04-12 13:10 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(22)
犬達はさまざまな理由で引退してきます。
多くは老齢のため。
中には病気であったり、怪我であったり、不幸にしてユーザーが病気や亡くなられるなど、本当に様々な訳があります。

不幸にして、余命いくばくもなく引退してきた犬を引き取る家族の葛藤ははかり知れません。

引き取った家族の多くは、「この子にいったい何をしてやれば良いのか・・・。何をしてやれるのだろうか・・・。」と悩みます。
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本当は、引き取ってくださった家族がもうその答えを出していらっしゃるのに・・・。

「何もできないから、私たちはただ可愛がって暮らして行くだけなんです」
それがすべて。
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引退犬ボランティアは、ずっと働いてきた、そのたびに家族を替えざるを得なかった犬達の最後の家族。

もう決してどこにもいかなくて良い。
最期の日までいっしょにいられる。
たとえそれがほんの短い間であっても、ただの犬としての日々を共に暮らす。
それが、引退犬の家族。
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「いくばくもない余命であっても、悲しみも憤りも、迷いも悩みもすべてを飲み込んで、最後の家族として最期の日まで笑って共に生きる」

これぞ引退犬ボランティアの心意気!な~んてね

何もできないって?
いいえ、あなたは今、ともに暮らすと言う最高のことをしてますよ。
自信を持って!
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それで良いのよ、引退犬ボランティア。

無責任でしょうかね~(^^;)
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by yukiba20 | 2009-04-10 15:32 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(15)
「日本ライトハウス行動訓練所に訓練車輌を贈ろう」に多大なご協力をいただきましてありがとうございました。
また、購入のみならずご寄付までいただきましたこと、厚くお礼申し上げます。
ありがとうございました。
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訓練車輛購入費にはまだ足りないような気もしますが、ここでいったん集計いたしまして、どれだけ不足するのか、またその不足分をどのような形で補うのかを検討したいと思います。

その結果は、改めましてブログやサイトでお知らせしたいと思いますのでしばらくお待ちください。

それから、掲示板に「リンクしたよ」と書き込んで下さいました方々にはお約束の物をお送りしたいと思いますが、もうしばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

お願いがあります。
実は、ライトハウスのイベントの際の販売用に作りましたTシャツが、10枚余っております。
一般に販売していない色やデザインのものがありますので良かったら買ってくださいませんか。
収益はもちろん車輌購入費用にいたします。

1枚:2500円(税・送料込です)

以下に写真とサイズを掲載いたします。
お申込みはサイトの方からお願いいたします。

b0008217_15232275.jpgA:木をくわえて(色:アッシュ サイズ:M・L)各1枚
  木をくわえて(色:ネイビー サイズ:S)1枚
B:車輛を贈ろう(色:アッシュ サイズ:L)1枚
C:ロゴ(色:ナチュラル サイズ:M)2枚 これはバックプリントでフロントにはプリントがありません。
D:ロゴ(色:スレート サイズ:M・L)各2枚 これはバックプリントでフロントにはプリントがありません。

スリムで小柄な方がLサイズを部屋着のように重ね着していらっしゃったのがとても可愛かったのでお勧めです。

どうぞよろしくお願いいたします。
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by yukiba20 | 2009-02-15 15:25 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(15)
b0008217_1563258.jpg引退犬だって、大部分はただの老犬。
何ら特別なことはないと思っています。

だから?

だから、引退犬だからお手伝いするのではなく、キャリアチェンジ犬だって家庭犬だって一緒だと思う。

家庭犬はともすれば、長く一緒に生きてきた分寄り添うヒトも年取ってくる。
思わぬ事態で、老人と老犬が残される場合もある。
家庭の事情が思わぬ方向に変わって、若くったて老犬介護が大変な場合もある。

そんな時、誰かがほんのちょっと助けてくれたらどんなに嬉しいか。
ほんのちょっと手を差し伸べてくれたら悲しい別れをしなくて済むかもしれない。
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共に暮らす家族はとても大切ですが、近くに住む他人も大切。

SOSは何も引退犬だから発信するのではなく、みんなが発信できて、近くに住む誰かが受け取って、ちょこっとだけお手伝いする。
そんな風になったら、ヒトも犬もどんなに幸せか。
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大型犬介護の経験があれば、もちろん小型犬だって同じだし、小型犬しか見たことなくったって、お手伝いできることはいっぱいある。

引退犬ボランティアだってさぁ、所詮は老犬と暮らしてる家族。
まぁ、ちょっと違うとしたら、来た時から老犬だったり、病犬だったり、怪我で障害を持っていたりするくらいかな?

みんなが仲間。
だって、みんな生まれた時に天使の輪を持ってきているはず。
天使の輪、繋いで繋いで大きくできたらいいね。
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ワンコ家地方の方、運転免許はないので機動力はないのですが、お手伝いできることあると思いますので・・・。
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by yukiba20 | 2009-02-12 15:10 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(22)

祈り願う

抱きしめても
抱きしめても
うでの中をすり抜けていく
そんな気がする命

病を得て引退し、その命の残りがあまりに少ないと聞くと、会ったことがあろうが無かろうが私は泣きます。
腹立たしくて、悔しくて、悲しくて
「ばか野郎」と罵りながら泣きます。

そういう子を引き取って、最後の家族になった下さった方に深く深く感謝します。
そんなことさしでがましいことだって分かっています。
分かっているけど感謝せずにはいられない。

今、ある所にそのようなご家族がいらっしゃいます。
ワンコさんのやさしい穏やかな目はここが安住の家と言っている。
その穏やかな日がゆるゆると1日でも長く続きますように。

何もできないから、せめて祈り願います。
わんこさんもご家族もどうぞ穏やかな日々が送れますように。
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残る命が短ければ短いほど、最後の家族が必要なのです。

辛くて悲しい日々かもしれませんが
嬉しくて楽しい日もあります。

いつか、そんなわんこさんと暮らしてみてくださいませんか。
暮らせなくてもいいから、そんなご家族のサポーターになってくださいませんか。

病院に行く時に車を出す。
急な用事で留守にしなければいけない時に一時預かりをする。
要請があれば介護のお手伝いをする。

お手伝いすることを押し付けるのではなく、SOSが発せられた時にだけでいいんです。

もし、あなたのご近所にそういう方がいらっしゃったら、ちょっとだけお手伝いしてあげて下さい。

もし、それが私だったらどんなに嬉しいでしょう。
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by yukiba20 | 2009-02-11 09:53 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(22)
心無い人の言葉で、「二度と引退犬ボランティアはやるまい」と思ったことはありませんが、ぶん殴ってやりたいと思ったことは何度もあります。

アリサに積極治療をしないのは、死ぬのを待っているんじゃないのです。
完治を望めないなら、穏やかな日々を1日でも長く送らせてやりたい。
ただただ、それだけです。
だから、そのために私ができることをできるだけしているのです。
転移が見られても、動揺もせずに冷静だと見られるなら私も大したもの・・・。
実際は、愕然として体ががくがく震えるように感じましたし、泣けて仕方がありませんでした。

愛しいものを失う悲しさと苦しさと辛さがわかりますか。
積極治療をしないのは、途中から家族になった犬だから、パピーから育てていないから、可愛くないからなのではないのです。
可愛くて可愛くて、愛しくて愛しくて・・・だから、家族みんなで一生懸命考えて出した結論なのです。

今、病気で引退犬した犬がもう余命がいくばくもないとわかっても、厳しい看護の日々である事がわかっていても、たった1日でも家族として迎え家族として送りたいという引退犬ボランティアがいます。

苦渋の選択です。
そんな子は預かれませんと言ってしまえば楽なのかもしれませんが、それができない、したくないのも引退犬ボランティアです。

どうかわかってください。
お金があるから、暇があるから引退犬ボランティアをしているのではないのです。
ただ、可愛くて、愛しくて、そして深い感謝を込めて最後の家族として最期まで暮らしたい。
それだけで、引退犬を家族として迎える家族がほとんであることを。
それだけなのだということを。
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by yukiba20 | 2009-02-06 21:34 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(50)

SOS情報ください

アリサと同じアイメイト協会の引退犬が肛門の奥深くにできた腺癌と診断され摘出手術を受けました。
現在は転移はないということですが、進行の早いがんだと聞いています。

腺癌と診断されたわんこさんのご家族の方お知り合いの方、治療法や投薬・サプリメントなどの情報をお持ちでしたら教えていただけないでしょうか。

腺癌と言ってもありとあらゆる部位にできると言われていますので治療法・投薬等も多々あると思いますがどうぞよろしくお願いいたします。
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by yukiba20 | 2009-02-02 18:06 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(6)

自称犬小屋?に住む盲導犬の引退犬で天使になっちゃったユキばぁとアリサ、とキャリアチェンジ犬サニー&家庭犬ルナ・海と一緒に暮らすワンコのかあさんです。(絵は小山るみこさんの許可を得て掲載しています。)


by ワンコのかあさん