カテゴリ:子犬育て奮闘記( 46 )

五日目

著しい変化ではありませんが、昨日と比べると明らかに変化したのはサニーです。
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実は、前夜、サニーにお願いを一つしました。
彼女がどんなに唸ろうが吠えようが、それがうみに対する戸惑いのためであることがわかっているので叱ることはしません。
だから、お願いをしました。
「サンちゃん、これからうみが大きくなっていくと大変なこといっぱい出てくると思う。そんな時、サンちゃん、お母さんを助けてね。ルナの時みたいに助けてね。」

バカみたいと思われるかもしれませんが、私は、3ワンにはよくこのように話しかけるんです。
わかっているのか、わからないのか、そんなことわかりませんがそうせずにはいられないんですよね。

そのおかげか、ちょうどその時期になりつつあったのか、朝から、サニーのお小言があまり聞こえません。
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ご飯の時に、すぐ隣にうみが座っていても唸り声も上げないのです。
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小言がなくなったわけでは決してありません。
極端に減ったのです。
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しかも、トーンも変わりました。
前は、唸りも吠え声も低く嫌な感じのものでしたが、この日からは、少し高い声に変化しました。
これは、同じ吠えていても格段の違いがあります。

それに並行するように、ルナがうみに関心を持つようになってきたのです。
もしかしたら、昨日、ワイちゃんというお客様があったから、うみを家族(かもしれない)と思うようになったのかもしれません。
どちらにしてもとても良い兆候です。

関心を持つと、遊び心がムクムクと湧き上がるのがルナ。
頭をポンとたたいて誘います。
誘われたことがわからないうみは、新しく発見した遊び(段ボールの角っこガジガジ遊び)に夢中。

そのうち、ルナに追いかけられて第2の避難場所をつくりました。
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我が家にやって来て、五日で避難場所を二つ持ち、寝るときはアリサにくっついて寝るというように、少しずつ居場所を広げています。
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家族だと認められる日が近いのかもしれません。
そうだったらどんなに嬉しいか…
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by yukiba20 | 2011-01-27 19:49 | 子犬育て奮闘記 | Comments(14)

四日目、遠来のお客様

盲導犬のワイちゃんが今月いっぱいで引退することになりました。
最後の思い出のお出かけに「うみに会いに行こう」と計画してくださったのです。
ユーザーさんと仲良しのHALさんとく~にんさんと一緒に新幹線に乗って会いに来てくださいました。

我が家の大人軍団には厳しい扱いを受けているうみは、ワイちゃんに遊んでもらおうと追いかけます。
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ワイちゃんは、アリサと同じで、吠えることも威嚇することもなく、ただただ逃げ回ります。
逃げるから、「わ~い♪遊んでもらえる~」と喜び勇んだうみはテケテケと追いかける。
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ワイちゃんが逃げる。
うみが追いかける。
合間にサニーが「うるさい!」と小言を言う。
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まぁ、落ち着くまでのにぎやかなこと。

お昼はお持たせの豪華お弁当をいただき、尽きない話題は犬のこと。
ワイちゃんの引退のこと。
行先のこと。
とろちゃんとおまめさんのこと。
ハルタロウ君のこと。
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楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、残された4ワンは少しがっかり。
わたしは、なんだかさみしい。

そんなときにふと見ると、4ワンの距離が少し縮まっているような気がする。
全く寄せつけなかった昨日に比べて、格段に縮まっている。
これって、皆さんが帰ってしまった後、何となくさびしい気分で思わず寄り添った?
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わ~い!
ワイちゃんが来てくれて、どさくさに紛れているうちに縮まった距離。
これがきっかけになると良いなぁ。
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散々走り回ったうみは気が付くと、アリサにくっつくことなく、そこらに転がって爆睡。
でも、夜中に目が覚めると、アリサのお尻とブランケットの間に入って寝ていました。
きっとぬくぬくだったんでしょうね。
アリサも移動することなく、うみの体温で暖まりながら寝ていました。

むか~し昔、ばあちゃんと寝ていたころのことを思い出しちゃいました。
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by yukiba20 | 2011-01-26 19:19 | 子犬育て奮闘記 | Comments(10)

三日目

4ワンそれぞれに微妙な変化がみられました。

うみは、避難場所を見つけました。
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ルナは遊ぶつもりでも、その気になれば、図体が大きいだけに怖いらしくて、テーブルの下に潜り込みます。
椅子が邪魔をしてうみにまで手が届かない。
「やばい!」と思った時にここに潜り込むことを覚えました。
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食事は、早い!
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早食いです!
しかも、食事の途中で、自分の分を置いといて横にいるルナの分を横取りに行く。
ルナが終わっていたら、その横のアリサの。
サニーは、そのころにはとっくに終わっています。
大人軍団は、怒りもせずに一緒に食べている。
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もちろん、自分の分を食べるように戻しますよ。

で、ですね。
もっとすごいのがお肉の時。
実家では、フードにトッピングだったのが、朝はフードで夜は生食の我が家に合わせることにして、4食中の1食を生肉にしました。
徐々に野菜も入れていきますが、まだ肉だけです。
この肉の時、手で食べさせると、手まで食べつくす勢いで食べます。

サニー&ルナとのかかわり方はほとんど変化がないのですが、著しい変化のあったのがアリばばちゃんです。
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うみがお尻の方からそ~っと近づいて行って、アリサが逃げないとそ~っとあごを乗せました。
アリサ起きているんですが、私の顔を見ながらじっと動きません。
「ア~ちゃん、グ~ッドだね~」
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小さな声で言うと、うみがあごを乗せたまま眠ると自分も寝たのです。

もう、思わずガッツポーズしちゃいました。
この日の夜は眠る時、うみはアリサと一緒に寝たのです。

私は、一番先に受け入れるのはルナだと思っていましたが、嬉しい誤算でした。

ありがとう、アリばばちゃん。
うみは、これでよりどころができました。

この三日間、私は、犬たちがすることに一切介入していません。
サニーが唸っても唸り方に危険性がないと判断されるので、止めさせることはしませんでした。
今、サニーはうみをストレスに感じているはずです。
そのサニーが「近寄らないで!」と言っていることを無理にやめさせるとさらに大きなストレスを感じるでしょう。
危険がない限り、犬たちの仁義を通させることにしました。

明日は、遠来よりのお客様です。
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by yukiba20 | 2011-01-25 23:08 | 子犬育て奮闘記 | Comments(8)

二日目の3ワン

一夜明けると、昨日よりも元気になったウミは、昨日できなかったことができるようになっている。
玄関の式台の上り下りができなかったのに、ウンウンがんばって上がったと思ったらあれよあれよと言う間に駆け上がったり下りたりできるようになりました。
子犬の成長はすごいですね!

当然のことながら、部屋の中をテケテケ走り回ることも。
さらに当然の結果として、サニーのお小言が増える。
幼いながらも、間合いを計りながらウロウロするのは見ていても楽しくておかしい。
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サニーには密かに期待していたことがありました。
(もしかしたら、ルナをかばい育てたように育ててくれないだろうか。)
甘い考えでした。
基本的に子犬は嫌い。
嫌いなものは嫌い!だったんです。

じゃぁ、ルナはなぜだったんでしょう?
わかりません。
強いて言えば、あまりにも弱っていたから?
それに比べると、ウミは体は小さいけれど、元気いっぱいで生気にあふれている。

いつかサニーも小言を言わなくなる日が来るでしょうから気長に待つことにします。

ルナは、まだサニーに引きずられているところが見えるけれど、こちらは基本的に子犬は好き。
ちょこちょこ、のぞきに行っているが、まだ積極的にはかかわろうとはしない。

アリサは、未知の生物を見ているよう。
近づいてくると逃げる。
ひたすら逃げ回る。
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でも、ウミはアリサが良いらしい。
この日の夜、ウミが横にいても、前のようにすぐ逃げることはなくなった。
逃げることは逃げるけれど、一呼吸置けるようになった。
サニーやルナがユキにくっついていたように、婆さんワンコにはなにかしらの安心感があるのでしょうか。。
明日は、きっともう少し近くなる、そんな予感がする。
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この日、にいちゃんがきました。
にいちゃんは2連休でないと来ないのですが、今日は特別。
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それで、ウミをにいちゃんに頼んで、私たちは、ゆっくりお山公園に行ってきました。
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私たちは、3ワンをストレスから解放してやれたし、にいちゃんは誰にはばかることなく海との時間を楽しんだようです。
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あ、そうそう、トイレはいっぱい失敗していますよ~。
食っちゃ出し、飲んじゃぁ出し、起きちゃぁ出しで失敗もあるけど、このころの失敗は叱る必要もないし、「あらあら」って言うようなもんです。
もう少し大きくなれば貯めることができるようになるからね。
後始末は、トイレシートと熱湯とオレンジXでOK。
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でも、遊びに来てくださる方には、ウミの臭いがするかも…
だから覚悟してきてくださいね。
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by yukiba20 | 2011-01-24 15:11 | 子犬育て奮闘記 | Comments(8)

続・海が来た日

「ただいま~♪」
玄関を開けたとたんに、「おかえりなさ~い♪」と飛んできたサニー&ルナ。

が、急ブレーキ。
「なに?」
「だれ?」
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今まで、沢山のワンコさんが遊びに来てくれたのですが、私が抱っこしてきたワンコは海が初めて。
さぞかしクンクンするだろうと思ったのですが、ひととおりクンクンするとお終い。
アリサに至っては、クンクンどころかクンでお終い。
え?それで終わり?

そのあとは、みんな遠巻きに見ています。
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サニー&ルナはひと塊になって、アリサはそばに寄ってこない。
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ご飯を食べて、トイレを済ませて、放牧すると…
サニーは、何時もの如く「1m以内に近づくんじゃないよ!」と言い放ち、アリサは絶対に見ないふり。
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ルナはと言えば、これまたいつもの如く、「わたしは、遊んでも良いかなぁ」。
で、「ね、遊ぼうか」と手が出る。
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ルナ、ありがとうね。
でも、今は、お遊びより添い寝の方がありがたいんだけど。
なんて言うのは通じません。

「遊ばないなら、し~らない」

み~んなに無視された海。
あちこち探検していましたが、気が付くと隅っこで丸くなって寝ていました。
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本格的に寝る段階になって、4ワントイレを済ませ、さてどうするかな?と見ているとサニー・ルナ&アリサはいつもの場所へ行き、起きたばかりのウミはウロウロ。

さぁ、どこに寝るかな?と見ていると、アリサのところに。
本格的に眠りに入ったアリサだから、そのまま、くっついて寝るかと思いきや、何時もの緩慢さとは打って変わって、さっと、素早く立ち上がり別のベッドへ。

ウミはどうするだろうとみていると、丸くなってそのまま寝てしまった。

夜鳴きすることもなく、楽なチビワンとのスタートです。

いつも朝は、誰も起こすことのない我が家では異例の「かあさ~ん」があって、あぁ、そうだウミがいるんだと、あわてて起きたらもう7時に近い。

夜中のおちっこは、すっかり眠りこけていた私を起こすことなく、キッチンの片隅に置いたタオルでしてありました。
その横にトイレシート置いてあったんですけどね~。
タオルがお気に入りだったようです。

さぁ、トイレを済ませて、皆でごはんごはん♪
二日目の始まりです。
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by yukiba20 | 2011-01-23 17:10 | 子犬育て奮闘記 | Comments(26)

海が来た日

待って待っていた今日。
行ってきましたよ~、お迎えに。
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生まれてず~っと一緒だった兄弟姉妹とお別れの日。
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こんな兄弟たちと今日でお別れ。
いつかまた会えると良いね~。

キャリーバッグに入れられたウミはヒャンヒャン鳴いてました。
鳴こうがわめこうが、TIKI母さんも私も平気。
車の座席に置いて、話に夢中になっていると気がつくと静か。
数十分にして、「こりゃダメだ」って悟ったのか?
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電車の中、今日は、ほぼ満員でおひざの上においてやれなかったけれど、時々思い出したように鳴いていたがそんなに長鳴きはしない。
ちょっと、暑くってハァハァするので水を飲ませようとしたけれど、バッグの中から半身出しても、環境に慣れていないせいか容器から上手に飲めない。
ハァハァ言ってヒャンヒャン鳴くので、口移しで飲ませると上手に飲んで、また眠ってくれた。

珍しく自主的に帰阪して、自主的に駅まで迎えに来てくれた父さん、見て一言。
「こんなちっちゃいんか!」
可愛くて仕方がないくせに、フニャフニャしているのを抱くのはちょっと怖い。
子供をはじめてだいた時のような顔をしていて、おかしかったよ~。

サニーとルナの反応ですか?
それは、また明日ね。

今日、一番うれしかったのは、パーム母さんとチースママが元気で歓迎してくれたこと。
お別れのたびに思う。
次のオフ会で会えたらいいなぁ。
会えた時は、必ず感謝。
サニーとルナを産んでくれてありがとう。
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そして、もう1頭会いたかったのがティキ。
ティキ、すっごく良い子でした。
TIKI母さんのお話だけじゃなくって、私のお話も聞いてくれた。
賢い子です、ティキは。
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で、面白いのが、ラナママ。
この姿、「あ、うちの子と同じ!」と思う方あるでしょう(笑)
TIKI母さんが、コーヒーを淹れてくださっている間中こうして待ってるんです。
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楽しい時間は、あっという間に過ぎました。
今日1日、私は夢の中にいたような気がします。
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by yukiba20 | 2011-01-23 00:37 | 子犬育て奮闘記 | Comments(20)

自称犬小屋?に住む盲導犬の引退犬で天使になっちゃったユキばぁとアリサ、とキャリアチェンジ犬サニー&家庭犬ルナ・海と一緒に暮らすワンコのかあさんです。(絵は小山るみこさんの許可を得て掲載しています。)


by ワンコのかあさん