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6代目

b0008217_8532233.jpg我が家では「おチビ」と呼ばれているルナが6代目。
家族になった経緯は前に書きましたが、これも「縁」としか言いようのない出会いでした。

素直で可愛い性格です。
一番末っ子。
もう4歳になろうとしているのにとても子どもっぽい。
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サニーに育てられたようなものなので、仲の良い親子・姉妹のようです。
サニーの行くところは何処へでもついて行く。
サニーだけを連れ出すと、何とも言えないくらい寂しい顔をして玄関で待つ。
ルナを置いてサニーがいなくなったら、なんて想像もしたくない。

何にでも興味を持ち、ボール投げが大好き♪

ご飯の時間になると、トコトコと兄ちゃんを呼びに行く兄ちゃんの宝。
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叱るのではなく、言って聞かせる、が実践できる子です。

これだけ?
いいえ、これから、まだまだ、いっぱい、楽しみな子です。
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by yukiba20 | 2007-02-21 08:55 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(10)

ユキは5代目

b0008217_11532121.jpgサニーに遅れること半年、やっと仕事を辞めることができた我が家にユキがやってきました。
不安そうな目をしてやって来ました。
でも、そんな不安はあっという間にサニーが払ってくれたのです。

待望の多頭飼い!
17歳と6ヶ月の超お婆ちゃんと1歳6ヶ月のピチピチのお嬢さんです。
嬉しかった、本当に嬉しかった♪

超の字が付くくらいの高齢犬なのに、食欲は旺盛で寝たきりの割には元気でした。

その年の秋に、ルナが来て犬雑誌「レトリーバー」に紹介されました。
その頃から、ユキは引退犬がいる事を知ってもらうためのメッセンジャーになったのでした。

ユキ、頑張ったよね。
ミニコミ誌・雑誌・週刊誌・TV・ラジオ・新聞、そして今度は子ども向けの本にも登場することになりました。(夏頃発売予定だそうです)
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年を越し、お花見ができて嬉しかったね。
梅雨あたりから体調が一進一退。
その頃から、サニーとルナの変化が出てきたのです。
ユキの傍らには必ず、どちらかが寄り添っていました。
誰に言われたのでもなく、気がついたらいつも傍にいました。
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ユキは不思議な子でした。
サニーやルナが今、とても優しいのはユキと一緒の時間を過ごせたのもあるのかも知れない。
そう思えてなりません。

そこにいてくれるだけで良かったのです。
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by yukiba20 | 2007-02-18 11:56 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(18)

4代目はサニー

b0008217_23512256.jpg涼介が亡くなって犬のいない生活がはじまり、週末は父さんの赴任先の広島に遊びに行く生活をしていたある日、パピーウォーカーが犬の写真展をしていると聞きました。
犬のいない生活が始まって2ヶ月、働いている間は子犬を迎えられないと思っていたのでせめて写真でと、その頃アリサと歩いていらっしゃったユーザーを誘って行ったのです。

雨が降っていて、お客は私たち二人だけ。
たっぷり犬たちの写真の説明を聞き、そして現在生活を共にしている犬たちの話を聞いたのです。
犬たちに会いたくてたまらなくなり「犬たちに会いに行きたい」とお願いしました。
初めてお会いしたにもかかわらず「良いですよ」と快諾をいただき、すぐに奥様に電話しました。
会ったこともないのに本当に良いのだろうか。
恐る恐る電話すると歯切れの良いよく通る声で「良いですよ。いつでもどうぞ」と言って下さったのです。

さっそく伺ったのは言うまでもありません。
その中にパピーウォーキング中のサニーがいたのです。
アリサのユーザーもご一緒したので、サニーとアリサはまさか一緒に暮らすことになろうとは思わずに知り合っていたのでした。

さらに2ヶ月がたち、犬のいないお正月を迎えようとして我が家は大変に戸惑いました。
息子たちが物心つく頃から犬のいないお正月を迎えたことがなかったのです。

「どうしよう・・・」

でも、子犬を迎えるには無謀すぎる。

クリスマスの日に、ユキのことを聞きました。
お正月だけでも預かろうかと思いましたが、老犬の生活環境がコロコロ変わるのは良くないと思いその時はあきらめたのです。

サニーが恐がりでキャリアチェンジになったと聞いたのはそれからわずか3日後でした。

1度でも会ったことのある子が他所に行くなんて・・・。

お願いしてサニーを譲り受けたのは、年末ギリギリの日でした。

たった1度だけしかお会いしていないのに、我が家を信頼して推薦して下さったI家の父さん、母さんには深く感謝しています。
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by yukiba20 | 2007-02-13 23:54 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(13)

ラブ爺さまの死を悼む

b0008217_8423080.jpg17歳の旅犬「ラブ爺さま」が17歳2ヶ月と半の犬生を眠るように閉じました。

爺さま、貴方本当に良い家族に巡り会ったね~。

ラブ爺さまとの出会いは、ブログ「ラブ爺とターミ姉の言っちまいな!!」でした。
ターミ姉ちゃんが書かれる、ラブ爺との暮らし。
楽しいバトルな介護日記。
あらためて最初から読んでみました。

私がラブ爺さまに会いたいと思ったのは、引退犬を支援するためのカレンダー制作中でした。
爺さまは、営業部長をかって出て下さったのです。
制作者としては「営業部長」を名乗ってくれるワンコに会いたいと思うのはあたりまえ。
でも、思っていただけ。
だって、17歳の超老犬が旅するなんて思ってもいなかったから・・・。
それが会えた時はどんなに嬉しかったか。
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ラブ爺さま
貴方は本当に殿様でしたね~。
お世話係を二人従え、「自家用車」持参の貴方は、とても可愛く見えました。

それまでは、シニアワンコには長距離ドライブの旅は無理だろうと思っていました。
楽しそうで気持ちよさそうな貴方に会って、受け入れてくれる宿泊先と、何かが起きても、と言う覚悟があればそれが可能であることを知りました。
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今私は、いつか「シニアワンコと旅しよう会」か「シニアわんオフ会」を開きたいなぁと思っています。
夢で終わるかも知れませんが、願い続けていけばいつか実現しそうな気がします。

ターミ姉ちゃん&兄さまお疲れさまでした、私はお二人に会えて本当に良かった。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
今年は、こちらから爺さまに会いに行こうと思っていたのに、それだけが心残りです。
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勝手なお願いが一つあります。
ブログを閉じないで下さい。
私たちシニアワンコと暮らす者にとって参考にさせていただきたいこといっぱいあります。
ですから、ブログを閉じないで下さい。
お願いします。

    ラブ爺さまの旅立ちを心から寂しく思うワンコ家一同
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by yukiba20 | 2007-02-08 08:55 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(20)

3代目

b0008217_7121384.jpg甲斐犬の涼介です。

この仔が来たのは全くの偶然でした。
ホームセンターに買い物に行ったついでに覗いたペットショップにいたのです。
甲斐犬なんて初めて見ました。
黒くってやけに無愛想なワンコでした。

家に帰って息子に話すと見てみたいという。
何度見ても無愛想なワンコでしたが、息子が大変気に入ったのです。
どこがって、その無愛想なところがです。
当時はまだチビが健在でしたので、飼う意志はなかったのですが、やはり縁があったのですね、「こんな無愛想な仔は売れないと思いますわ」と店員に言われたその一言で我が家の一員になったのです。

この仔には幸い変なお土産はついてきませんでした。

「まずは、この犬種のことを知らねば」と甲斐犬のことが書かれている本を片っ端から読みました。
読み終えた感想は、「けっこう大変かも・・・」。

「熊や猪にもひるまない勇敢な猟犬としての性質をもちながら、飼い主とその家族には非常に従順で、家庭犬としても非常に優れた資質を持つ。
飼い主以外の人間に心を開かず、唯一人の飼い主に一生忠誠を尽くすことから一代一主の犬と言われている。
十分な運動量が必要である。」

子犬の時から、猟犬の血を思わせるような性格がはっきりと現れていました。
散歩中にすれ違う犬たちに吠えられてもほとんど吠え返すことはなかったのですが、売られた喧嘩には負けることはありませんでした。
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父さんはそれがたいそうお気に入りで甘やかしてしまったのです。(父さんは、どの犬たちにも甘くて躾ができないのです)
大きくなるにつれ、強く物怖じしないようになっていき、それが家族の中でも表面化しそうになりました。
この仔がαシンドロームになったら大変なことになると考え、さてどうしようかと考えていた矢先に、次男の手に噛みついたのです。
血も出なかったのですが、その時次男がもの凄い勢いで叱りました。
暴力ではなく、大きな声で怒鳴ったのです。
そのせりふが可笑しくて、今でも忘れません。

「おまえなぁ!自分を何様やと思うとる!犬の分際で俺に噛みつくなんて10年早いわ!お前が噛みついて良いのは、家族に悪いことをする奴だけや!!わかったか!」

首っ玉を捕まれて、さんざん怒鳴られた涼介は、そのせいかどうかわかりませんが、その日を境に家族に向かっての威嚇行動は一切なくなりました。
それどころか、忠犬とはこういう犬を言うのかと思われるほどに家族を大切にしてくれました。

おかげで彼が存命中は友人が遊びに来てくれたことはほとんどないという状況に陥ってしまったのです。
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by yukiba20 | 2007-02-07 07:15 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(8)

2代目

b0008217_1091044.jpg2代目「チビ」は柴犬です。
女の子なのに気が強くて活発な子でした。

初代の時は富山に転勤中でしたが、チビに出会ったのは福井に転勤してすぐでした。

転勤族の我が家は、本来犬を飼うには適さないのです。
そう、転勤の時に置き去りにされる犬たちのなんと多いことか。

ある日、父さんが「お~い、お土産」と連れてきたのがチビ。
デパートに用事があって行ったついでにペット売り場を覗いたら、柴の子犬が走り回っている。
子犬と言ってもそろそろ半年にもなろうかというもので、もう売れ残り。
可哀想だからとただ同然で引き取ってきたのです。

このチビが躾もなく、ただ自由に走り回っていただけに超わがままもの。
脱走はもとより(必ず帰ってくる)、盗み食い・気に入らないとうなって威嚇する。
食器には触らせないなど、躾は一からで毎日傷だらけのバトルでした。
そうこうするうちに私にだけは何をされても怒らなくなり、それが子どもたちの言うことも聞くようになり、彼女の理解力に「犬ってなんて賢くておもしろいのだろう」と思ったものです。

ところが、このチビはとんでもないお土産付きだったのです。
犬は家の中で一緒には最初と同じ。
一緒に寝ていた息子のシーツに、たらふく血を吸って動けなくなった蚤を発見!
大騒ぎをして蚤を駆除したかと思ったら、「??」チビのベッドに米粒のようなものが落ちている。
最初は気にせず、パタパタとはたいて日に干す。
そのうち、毎朝それがあり流石におかしいと思い調べたら、なんと犬条虫!
もちろん駆虫剤を処方してもらいました。
翌日の便には、思わず「ギャ!なにこれ!」と言うほどの長々とした繋がり。

初代に続き、この仔もお土産がついていました。

それ以外は問題もなく、昭和56年の豪雪には息子たちと大雪の中を走り回り、ともすると家に籠もりがちになる日々を楽しく過ごさせてくれました。
息子たちが、自分たちで掘った穴から出られなくなった時もチビが知らせに来てくれて大事に至らずにすんだことがありました。
いまだに我が家の語り種になっています。
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大阪への転勤にもついてきて息子の友達にも可愛がられていたのですが、11歳の春にもう手遅れの癌が見つかりその年の7月2日に、これも息子が帰ってくるのを待つかのように亡くなりました。

フィラリアでこそ亡くすことはありませんでしたが、発見が遅れたばかりに何もしてやることもできずに見送ってしまったことに、やはり深い後悔の念だけが残ったのです。

もっと丁寧に触ってやっていたら早期に発見でき、もしかしたら手術してもっと生き延びれたのかも知れない。

初代も2代目も私の配慮が足りずに死なせてしまったのです。
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by yukiba20 | 2007-02-03 10:16 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(12)

初代

b0008217_22122658.jpg初めて犬を飼ったのは、もう32年も前になります。

名前はダン。
シェルティーです。

両親が生き物を飼うことに反対だったために「結婚したら・・・」と思い続けていたのです。
犬なら何でも良かった頃です。

本当に何も知らずに飼ったダンは、生後2ヶ月なのに重症の肝臓病を患っていました。
病気のことを知った時に近所の人たちは返してくるように言いましたが、私たちは一度家族に迎えた子犬をどうしても返すことができずにダンの肝臓病と付き合うことになったのです。
その頃は今のように獣医学が発達していなくて、おまけに田舎住まいだったので良い獣医に巡り会えずに、辛い思いをさせました。

嘔吐・下痢・皮膚病の繰り返し。
出会った獣医の手当はほとんど効果がなく、漢方薬を飲ませていました。

それでも幼い息子たちと毎日田んぼを駆けめぐり楽しい日々でした。
ところが、ある日お腹が異常に膨れているのに気づきました。
ダンは男の子、妊娠のはずはありません。
様子を見ているとなんとなくけだるそうに見えます。
獣医に連れて行くと「多分フィラリアでしょう」とのこと。

「フィラリアって?」
「蚊が媒介して体内で素麺のように育ってそれが肺や心臓に達すると死亡します」

なんてことはないという風に話す獣医の言葉がとてもショックでした。
帰りに図書館によってフィラリア症のことを調べ、さらにショックを受けました。

腹水がたまると言うことは血尿も出ているだろうと思われましたが、いっつも田んぼでオシッコをしていたので色なんか全然わからなかったのです。

フィラリア症と診断されて半年もいたでしょうか、忘れもしません4月の10日、息子たちが帰ってくるのを待ってみんなに見守られて静かに逝きました。
若干4歳でした。

自分の無知で、肝臓病ではあったけれどまだまだ生きられたかも知れないダンを失ったことは大きな衝撃でした。

「2度とフィラリアで死なせることはしない。自分の無知で死なせることだけは絶対にしない」

ダンの死は、それから出会う犬たちの、その命にどう向き合って、どう守っていけるのかを深く考えさせてくれたのです。

今でも彼のことを思い出すと自責の念しかありません。
もし、今彼と暮らしていたらどうだったでしょうか。
めざましい獣医学の発展と共にうまく病気と付き合って生きて行けたのではないかと思います。

たった1枚だけスキャナで読み取ることができました。
大切な写真。

ダンは、物言えぬ者の命の重みを身をもって教えてくれてました。
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by yukiba20 | 2007-02-01 22:17 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(6)

自称犬小屋?に住む盲導犬の引退犬で天使になっちゃったユキばぁとアリサ、とキャリアチェンジ犬サニー&家庭犬ルナ・海と一緒に暮らすワンコのかあさんです。(絵は小山るみこさんの許可を得て掲載しています。)


by ワンコのかあさん