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春うらら

b0008217_11493128.jpg家からそう遠くないところに野鳥の森と言うところがあります。

周囲は住宅や商業地域が密集しているにもかかわらず、そこだけは別世界です。
池があってたくさんの緑があって、静かなところ。
その名のとおり野鳥のさえずりが心地よく聞こえます。

一周りどれくらいあるのか分かりませんが、私たちはお弁当を持って行きます。
歩いて歩いて、時々休憩して3時間はたっぷり過ごす。
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人があまり歩かないところを選んで歩いてみました。
林の中のような所ですが片側が切り立った崖のようになっています。
落ちたらそこは、車のとおりの激しい道路です。
高所恐怖症の私は、目の前だけを見ているからそんな風には感じられない。
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サニーやルナは父さんの先に立って道案内をするように歩く。
いつも私とのんびり歩いているアリサも遅れてはならじとトコトコトコトコ後を追う。
あっという間にレンズの外へ消えていく。
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広場の日だまりでご飯を食べて、だ~れもいない広場でボール投げをして、追いかけっこをして、クンクン、パタパタ、新しい匂いを見つけて、他わんこさんに御挨拶をして・・・。
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春のうららかな日に、静かで楽しいひととき。
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「こんな良いところがあるのよ」
わんこ仲間に教えてもらいました。
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by yukiba20 | 2007-03-29 11:59 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(12)

引退するって・・・Ⅰ

b0008217_050617.jpg盲導犬を辞めたアリサは、寝る時は私の横で寝ます。
一緒のお布団に入って寝ています。
暑くなると出ていきますが、布団の上で寝ています。

いつから?
来たその日から、ず~~っとです。
盲導犬時代に何回かお泊まりに来た時はそんなことしませんでした。

サニーやルナがソファやベッドで寝ているのをみて、その頃から思っていたんでしょうね。
「私もいつかは・・・。」
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引退したその日
「あぁ、この家知ってる。ワンコも知ってる。て言う事は・・・」
なんて思い出したのでしょうか、脇目もふらずにソファに近づき、「よっこらしょ」。
サニーもルナもずっと以前からアリサがそこにいたようにごく自然で動じる気配なし。

その日は、そこから動きませんでした。
サニーやルナは寝る時は、それぞれ父さんや兄ちゃんについて行きます。

私はドアを開けたまま、今は空いている大きい兄ちゃんの部屋で寝みました。
しばらくすると、カシャカシャカシャ、アリサがやってきました。
(お、一緒に寝るつもりだな)
でも、ベッドサイドにじっと立ったままです。
脇にはアリサ用にフカフカ毛布を敷いてあるのに、いつまでもじ~~っとた立ったまま。

「あーちゃん、一緒に寝る?」
跳び乗ってきました。
その日からず~っと、一緒に寝ています。
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アリサは決して2階へは行こうとしません。
なぜだかわかりませんが行かないのです。
だから、私も階下で寝みます。

サニーとルナは連れだって夜中に見回りに来ます。
「ちゃんと寝てるかな?」

ご苦労さん、今夜も異常なしですよ~。
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by yukiba20 | 2007-03-25 01:00 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(16)

「アリサに会いたくて」Ⅱ

b0008217_16511484.jpgサニーはソファから半分落ちかけて(落ちたら私の顔の上でした)、ニルスはベッドの下に顔を突っ込んで、ルナは私の足を枕に寝ていました。
アリサは、お布団からはみ出てはいたけれどママさんの横に貼り付いて寝ていました。
本当に様々な寝相。

朝の目覚めは誰からだったかわからないくらいワラワラと起き出したワンコ達。
朝あまり活発でないアリサは、トイレの後、この日はユーザーとゆっくり過ごすために二人でお留守番。

サニー・ルナ・ニルスの3頭を連れて朝飯前のお散歩に行って来ました。
ニルスは初めは私と並んで歩こうと右往左往していましたがすぐになれて上手に歩きます。
何故私の横に来たかったかと言うと、盲導犬だからです。
彼の経験の中では、人の横にピッタリより添って歩くのが当たり前。
でも、今日は違うんだという事がすぐにわかるくらい高い学習能力の持ち主。
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私は他ワンコさんを含めて多頭で歩く時は、その順序を犬たちに任せています。
リードの範囲でどう順位付けをしていくのか見ています。
初めは団子状態ですが、サニーが一番先にいつもの居場所(歩く位置)を確保します。
サニーが定まるとルナがサニーにくっつくのはいつものパターン。
ニルスは決して自己主張していないのですが、気が付くと私の脇。
1歩下がって歩いています。

朝の散歩は、軽く4キロコース。
ワンコ友達といっぱいすれ違ったにもかかわらず、人間は誰一人アリサとニルスが入れ替わっている事に気づきません。

その日は、童話作家のSさんも来て下さいました。
沢山たくさんおしゃべりをして、フト見るとニルスがソファの上でヘソ天状態。
ユーザーにそっと話すと「みんなのを見ていてきっと羨ましかったんでしょうね」と笑っていらっしゃいます。

b0008217_16524753.jpgニルス、他のお家ではダメだからね。
でも、ソファに乗ってみたくなったらワンコ家にいらっしゃい。

もちろん、ニルスはよそでは絶対にしません。
「そんなことしますか」
いつも優等生のお顔をしています。
でも、ひょうきんなワンコさんだから後ろ向いて笑ってるかもよ~♪
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by yukiba20 | 2007-03-20 16:57 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(9)

「アリサに会いたくて」(番外編)

b0008217_1763832.jpgユーザーもアリサも再会を喜んだのはもちろんですが、再会を喜んだのは二人だけではありませんでした。

ニルスとルナも大喜びしたのです。
ハーネスを外した瞬間にただのワンコになったニルスと、お客様ワンコ大好きルナはあっという間にお遊びモードに突入。
どんどん上がっていくテンション!
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ニルスはサニーとよく似た遊び方をします。
ちょんと誘って、自分はでんぐり返しでルナの下になり遊びに誘う。
サニーはルナを甘やかすところがあるから、そんな誘い方遊び方をするのかと思ったがそうでもなさそう?
上になるルナはやんちゃ娘丸出しで、自分でどんどんテンションをあげていく、これ以上どうにも気持ちを制御できなくなると
「ウワワン」
声が出る。
本犬は吠えるつもりは全くないのに声が出る。
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ありったけのおもちゃを二人で出して、噛んで引っ張って投げて。
遊ぶ遊ぶ遊ぶ!
見ているだけで嬉しくなるよね~。

「普段こういう遊びをさせてやれないから嬉しいわ♪」
そうだね~、やはりよく知っているワンコで、何かあった時にすぐに対処できる環境でないとちょっと無理だね。

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でも、どんなにテンションが上がっていても
「はい、止め!」
の一言でクールダウンができるのは流石、グッドグッド。

この遊び、お食事タイムを挟んで寝るまで延々続きました。

サニーですか?
どこへ行っても、誰が来てもルナ以外とはまず遊ばないんです。
相手によっては、ルナを心配して吠えたり割り込んだりするのですが、ニルスはサニーの信頼は厚いようでした。
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ワンコ4頭いても良いかも・・・ね。
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by yukiba20 | 2007-03-17 17:15 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(8)

「アリサに会いたくて」Ⅰ

b0008217_14235957.jpgアリサに嬉しいお客様がありました。
私にとっても大切なお友だち、元ユーザーのアリサのママさんです。
今のパートナー、ニルス君と共に来て下さいました。

日頃は、来客があっても歓迎レセプションはサニーとルナに任せてもの静かなアリサですが、この日だけは違いました。
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「嬉しい♪嬉しい♪」

体中で言っていました。
サニーやルナに負けていませんでした。
ママさんも「アリサがちゃんと覚えていてくれた」と  大喜び。
当たり前よね、忘れるはずがないよね、アリサ。

この日は、お泊まりです。
いつも日帰りで、ゆっくり話す間もないのでせっかく だからアリサともゆっくりしていただきたくお誘いしたのです。
そう言えば、前回お泊まりいただいた時のパートナーはアリサでした。
月日のたつのは早いものですね~。
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話は尽きませんが、夜も更けて寝る時間になりました。
前回同様「犬たちと一緒に寝たい」と言うご希望だったので、リビングでワンコ4頭、 人ふたりの雑魚寝です。
文字どおり犬小屋。ベッドの用意をして、トイレに行って「さあ、寝ましょ」。
ワンコの位置確認です。
サニーはソファに、ニルスとルナは仲良く毛布を敷いて寝ています。
アリサは・・・

「あら、アリサはどこへ行ったの?」
実はアリサは我が家に来たその日から私と一緒に寝ています。
同じ布団で・・・。
だから、今日だって同じ。
先にベッドに入って待っています。

アリサのママさんは「あらあら、アリサは~」と言いながらちょっと嬉しそう。
その夜、アリサはママさんと一緒のお布団で寝ました。
ママさんは、40年にわたる盲導犬との生活で初めての経験だったそうです。
何かと話しかけながら本当に嬉しそうに寝ていらっしゃいました。
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「ここの家にくると、いつも思いがけない経験ができる」
今回の思いがけない経験をプレゼントしたのはアリサでした。
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by yukiba20 | 2007-03-15 14:44 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(10)

ハプニング!

b0008217_2120429.jpg友人から「日本サービスドッグ協会のHPが無くなっている」とメールが来ました。
引退犬支援のNPOが倒産したのではないかと心配したらしいです。

実は、私は「引退犬の部屋」はしょっちゅうのぞきに行くけれど「日本サービスドッグ協会」のメインページはほとんど覗いていなかったのです。
さっそく確認したところ、本当にありませんでした。

すぐに問い合わせてみたところ、トラブルでメインページがダウンしてしまったとの事でした。
しばらく、再構築に努力されていたそうですが復旧は不可能だと言う事で、メインページを「引退犬の部屋」に移す事になったそうです。
この際だから、リニューアルも考えているそうです。
一度にリニューアルは難しいので、少しずつアップしていくそうです。

「決してつぶれたわけではありません。これからも引退犬の支援は続けていきます」とおっしゃっていました。

そこには「引退犬」というコーナーがあります。
現在50頭の引退犬の写真がアップされています。懐かしいワンコさんいませんか?
会員の方、また会員でなくても引退犬と暮らしていらっしゃる方、あなたのワンコさんも登場させてみませんか。
出身施設は問わないそうです。

我が家は、ユキとアリサが登場しています。

「長い間人間のために働いてくれた犬達に、心からありがとうの言葉をそえて・・・」
とメッセージのある優しいコーナーです。

新しいアドレスは「引退犬の部屋」と同じhttp://www3.kcn.ne.jp/~y-fami/です。
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by yukiba20 | 2007-03-09 21:24 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(8)

美味しい物食べよう会in名古屋

b0008217_962918.jpg夫が単身赴任していた時は何度か往復した事がある名古屋ですがゆっくり食事した事はありませんでした。
1度はゆっくりお食事したいなぁと思っていました。

ネットでお知り合いになったHAL母さんが中心になって下さったおかげで実現しました。
昨年の写真展で初めてお会いしたさーちさん、スポーツ事故で車椅子生活を余儀なくされたK君とお母さん、少し足が不自由なOさん、盲導犬をパートナーとしているAさん。
皆さんHAL母さんのすてきなお友だちです。
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Aさんのパートナーはワイちゃん。
白くて目の大きな穏やかで可愛いワンコさんです。
お友だちにプレゼントされたピンクのコートがとてもよく似合っていました。

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お料理の写真撮ったのですが、何故かブレブレで残念 。
見晴らしはとても良く名古屋の町が一望できるのですが、何しろ高所恐怖症の私。
窓辺に寄れず写真も写せなかったのですが、後日HAL母さんの写された写真をいただきました。
写真を見ながら「これが父さんの暮らしていた町なんだ」と思うと、なんだかじ~んとします。

楽しい時は激流のように流れ去り、又の再開をお約束して「さようなら」
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犬小屋ではありますが、3ワンに会ってやろうじゃないかと思われたら是非是非お越し下さい。
但し、毛まみれになる事だけは覚悟して下さいね。
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by yukiba20 | 2007-03-07 09:09 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(10)

7代目は

b0008217_20323619.jpgアリサです。
元盲導犬、8歳で病気のため引退しました。

彼女は、盲導犬としてスタートしたその瞬間から「うちの子になる」と決まっていました。
ユーザーとお友だちだった私はアリサが来る前から、「次の子が引退する時はうちの家族に迎えたい」と申し出ていました。
だから、アリサでなくても、その方のところに来たワンコは誰であろうとうちの子でした。

初めてあった時からおばさんみたいにもの静かな落ち着いた子でした。
とても優秀な盲導犬だったと今でも話されるユーザー。

端で見ていても、信頼しあった友人であり、家族であり、パートナーだったと思います。

私はアリサが愛しい。
ユーザーがどんな思いで手放されたのだろうと思うと、無性にアリサが愛しいのです。

兄ちゃんはアリサの頭を撫でながらよく言っています。
「アリサは働いてたから今は年金生活やなぁ」と
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アリサ、年金生活どうですか?
楽しいですか?
かあさんは、ごっつう楽しいです。
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by yukiba20 | 2007-03-01 20:35 | 盲導犬 引退犬 ボランティア | Comments(20)


自称犬小屋?に住む盲導犬の引退犬で天使になっちゃったユキばぁとアリサ、とキャリアチェンジ犬サニー&家庭犬ルナ・海と一緒に暮らすワンコのかあさんです。(絵は小山るみこさんの許可を得て掲載しています。)


by ワンコのかあさん

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動物を受け入れるサロンをと作られたペットと飼い主のためのヒーリングサロンです。



TIKILOVE
フード代の一部と、お買い物した時に付くポイントが引退した補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)の医療・介護費支援に寄付されます。


我が家の犬たちの実家、TIKILOVE母さんが、引退犬支援のため作られたカレンダーです。可愛い子犬のカレンダーです。

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